スポンサーリンクダウ・ケミカルについて調べていたらこういう記述を見つけた。
2009年の映画「The Yes Men Fix the World」に、主人公がダウ・ケミカルの広報担当になりすまし、BBCに出演しポバール事故の被害者へ120億ドルの補償を行うと発表するシーンがあるそうだ。直後にダウ・ケミカル株は暴落し、時価総額20億ドルを失ったというのだが、いつのことなんだろう。
どうも調べてみると2004年12月3日のことみたいだ。それに、ニューヨーク証券取引所のダウ・ケミカル株が暴落したのではなく、フランクフルト証券取引所上場のダウ・ケミカル株が暴落したということらしい。CNNの記事によると23分間で4.24%だから、まあ結構な下落だ。もっとも、BBCが訂正を流したらあっという間にリバウンドし、ニューヨーク市場ではほとんど動かなかったらしい。
この映画猛烈に見たいぞ。残念ながら2010年6月現在、DVDは発売されていないみたい。2010年2月に、東京MXで町山智浩氏がやっている「未公開映画を観るTV」という番組で放送されたようだ。モンティ・パイソンのりの英国コメディなのかな。
前作の「The Yes Men」は2003年の作品で、日本語版はなし。「The Yes Men Fix the World」は続編だが、日本語字幕入りで放映されたみたいなので、DVDが発売される可能性はあるのだろう。発売されたら見なければ。