衆参同日選挙の可能性|2010年4月21日のメモ

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4月21日の日経平均株価は前日比189円高と大幅反発し、調整ムードの広がっていた市場には安心感が広がった。ただ、個人的にはこのまま高値更新に向かうイメージは持てない。良くて1万1000円を挟んだ横ばいを想定している。鳩山由紀夫首相の退陣が相場のテーマとなった以上、それが決着するまで株価は上に向かわない。

4月16日に仙谷由人国家戦略担当相が衆参同日選挙実施の可能性を示唆した。鳩山首相と民主党の小沢一郎幹事長が同時辞任し衆参同日選挙という観測も出ている。

解散総選挙となる可能性は現時点で五分以下とは思うが、ムードとしてはありえなくもない感じだ。次の首相を目指しているであろう菅直人副総理であれば解散などとんでもないと考えるだろうが、政界に解散総選挙という動きがあることは確かなんだろう。

衆院選があるにしろないにしろ、鳩山内閣が1年以上続くと思っている人はもう居ない。従って全体相場が4月高値を更新して上に向かうには、次の内閣がどうなるかが見えてからになる。そしてその内閣がまともかどうかが厳しく問われることになる。

仮に衆院選が行われた場合、どういう結果が想定されるか。鳩山内閣が大失敗となった以上、「次はまともな人に」という意識が働くだろう。2009年の衆院選では自民党への怒りが民主党政権を誕生させた。多くは別に民主党が良いと思っていたわけでも鳩山由紀夫民主党代表に首相になってもらいたいと思っていたわけでもなく、単に自民党を政権から下ろしたかっただけだ。次の選挙では「政権から引きずり降ろしたいのは誰か」から「政権を与えたいのは誰か」が争点になると思うが、ではその「誰か」はどういう党の誰なんだろう。

週刊文春の「1000人アンケート&政治部記者に聞いた次の総理は誰だ」という記事で総理になって欲しい国会議員1位になったのは自民党の舛添要一氏だったそうだ。冗談だろうと思う。

1990年代の小党乱立と離合集散が繰り広げられ、再び失われた10年が繰り返されるというイメージを最近持ちつつあって、それだけは避けてほしいなと思っている。

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