［市況］11月30日の新興市場｜反発

全体概況

11月30日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.83％高、東証マザーズ指数は2.95％高、大証ヘラクレス指数は1.48％高とそろって反発した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は7526万株、売買代金は271億円。値上がり565銘柄、値下がり283銘柄。新高値10銘柄、新安値28銘柄だった。

個別株概況

工具・工業部品ネット販売のMonotaRO（3064）が100円ストップ高の1091円。12月18日付で東証1部または2部へ市場変更を行うと発表、インデックスファンド組み入れによる買い期待から買われた。

PR支援のプラップジャパン（2449）が80円ストップ高の473円で比例配分。27日午後3時30分、自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合2.19％、10万株を上限とする自社株買いを発表し好感された。取得総額の上限は5500万円。取得期間は12月1日から2010年2月26日。取得総額を取得株数で割った1株あたりの取得額の上限は550円。

アスカネット（2438）が4000円ストップ高の4万3100円と急騰。27日午後3時、2010年4月期の第2四半期単体業績予想を修正。営業利益予想を1億7000万円から2億3100万円に、純利益予想を9700万円から1億3200万円に増額し好感された。通期業績予想は据え置いている。決算発表は12月10日の予定。

名証セントレックス上場のセルシス（3829）が2万8000円安の13万7000円と大幅安。27日午後3時30分、2009年10月期の決算を発表。2010年10月期の業績予想を売上高28億6200万円(前期比6.2％増)、営業利益5億2200万円(同9.9％増)、純利益3億600万円(同12.1％増)とした。