[市況]8月26日の東京株式市場|日経平均142円高、年初来高値新

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全体概況

8月26日の日経平均株価は前日比142円35銭高の1万639円71銭と大幅反発し、8月14日につけた年初来高値を更新した。東証1部の出来高は19億8845万株、売買代金は1兆3768億円。値上がり1348銘柄、値下がり246銘柄、25日騰落レシオは114.63。新高値は152銘柄、新安値は1銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり32業種、値下がり1業種。

25日の米国株式市場で、経済指標の改善やバーナンキFRB議長の再任を好感、ダウ工業株30種平均が年初来高値を更新し、日経平均も上昇して始まった。上海総合指数が反発するなどアジア株式が堅調に推移し、後場に入ると上げ基調を強める展開となった。

日経平均  
始値10554.44+57.08
高値10668.74+171.38
安値10526.51+29.15
終値10639.71+142.35
TOPIX
始値970.27+5.16
高値977.54+12.43
安値968.53+3.42
終値975.59+10.48
各種指標
出来高19億8845万株
売買代金1兆3768億円
値上がり1348銘柄
値下がり246銘柄
新高値152銘柄
新安値1銘柄
騰落レシオ114.63

個別株概況

トヨタ自動車(7203)がしっかり。8月26日付の日本経済新聞朝刊で2009年度中にも世界で100万台前後の生産能力縮小に踏み切ると報じられ、業績改善への期待から買われた。

イラクでの油田開発で合意したと明らかになった新日本石油(5001)、国際石油開発帝石(1605)、日揮(1963)はまちまち。日揮が2.80%高、新日石は0.74%高となった一方、国際帝石は0.94%安。

大容量リチウムイオン電池事業に参入すると発表した三菱重工業(7011)は4.85%の大幅上昇となった。

みずほ証券が投資判断を2段階引き上げセントラル硝子(4044)は10%を超える大幅高。8月17日につけた年初来高値を更新。2008年2月につけた昨年来高値483円も上回った。

中国販売代理店との資本・業務提携を発表したファンケル(4921)は出来高を伴い急騰し年初来高値を更新。

内田洋行(8057)が朝方売られた。2009年7月期業績予想を下方修正し嫌気された。営業赤字を6億円から9億3000万円へ、最終赤字を1億円から3億9000万円に変更した。全体相場の上昇につられ値を戻し、終値は前日比変わらず。

セクター別騰落率
業種指数前日比
パルプ・紙435.36 +3.02%
その他金融264.67 +2.80%
海運570.15 +2.14%
情報・通信1371.79 +2.07%
陸運1166.57 +1.87%
精密機器2786.94 +1.74%
倉庫・運輸1168.64 +1.58%
不動産917.54 +1.53%
空運411.51 +1.53%
機械906.10 +1.51%
金属製品829.26 +1.40%
保険672.44 +1.33%
非鉄金属828.66 +1.28%
化学862.54 +1.26%
その他製品1596.44 +1.21%
証券423.70 +1.19%
建設468.69 +1.18%
電気機器1320.68 +1.13%
医薬1449.18 +1.12%
輸送用機器1766.23 +1.03%
水産・農林270.58 +0.96%
ガラス・土石850.76 +0.92%
ゴム1365.21 +0.80%
サービス722.40 +0.80%
銀行171.20 +0.75%
石油・石炭979.24 +0.67%
卸売819.63 +0.59%
鉄鋼744.12 +0.47%
食料821.99 +0.46%
電気・ガス682.47 +0.44%
小売541.18 +0.27%
繊維481.30 +0.10%
鉱業518.12 -0.71%
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