[市況]1月12日の東京株式市場|日経平均一時1万900円台、連日の新高値

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東京株式市場概況

1月12日の東京株式市場は、日経平均株価が80円82銭高の1万879円14銭と続伸、TOPIXが12.84ポイント高の954.13ポイントと6日続伸。東証1部の出来高は25億2381万株、売買代金は1兆6925億円。騰落銘柄数は値上がり1187銘柄、値下がり397銘柄。25日騰落レシオは122.46%。新高値は42銘柄、新安値は2銘柄。

1月12日東京株式市場の動き

3連休中の米国株式市場は1月8日が小幅高週明け11日も上昇となり、連日で昨年来高値を更新。1月12日の東京外国為替市場は1ドル=91円80銭から92円40銭での推移。東京証券取引所は日経平均が27円97銭安の1万770円35銭で取引を開始。前場は前週末終値1万798円32銭を挟んだもみ合いとなった。後場は上げ幅を広げる展開となり、日経平均は一時107円07銭高の1万905円39銭まで上昇。連日の新高値となった。

売買動向

規模別株価指数は大型株が1.75%、中型株が0.63%、小型株が1.13%上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇、2業種が下落。値上がり率1位は鉄鋼で4.04%上昇。続いて輸送用機器が3.12%、証券が2.84%上昇。 値下がり率1位は空運で5.24%下落。上場廃止報道の相次いだ日本航空(9205・東1)がストップ安となった影響を受けた。続いて倉庫・運輸が0.33%下落。

個別株動向

日本航空(9205・東1)が30円ストップ安の37円と売られ、昨年12月30日の上場来安値を更新。11日午前1時31分、朝日新聞がtwitterで朝刊の1面トップは「日航、上場廃止へ」と伝え、大手新聞各紙も追随。12日は取引開始から売りが殺到し、終日ストップ安ウリ気配となった。大引けで878万株が比例配分され、7億3864万7000株の売り注文を残した。JAL子会社のJALUX(2729・東1)もストップ安で昨年来安値を更新。150円安の786円となった。 JR東海(9022・東1)が2万6000円高の67万4000円と大幅高。JALの上場廃止観測が強まり、JR東海を日経平均採用銘柄の最有力代替候補とみた買いが向かった。 ファーストリテイリング(9983・東1)が850円安の1万6050円と反落。8日、2010年8月期の業績予想を上方修正したものの、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ売られた。 ダイエー(8263・東1)が2010年2月期の業績予想を下方修正。営業損益予想が赤字に転落、最終赤字幅が拡大する。11日は16円安の352円。 ソニー(6758・東1)が新高値。107円高の2916円と買われ、2009年10月30日に付けた2830円高値を更新。そのほか京セラ(6971・東1)が9月30日以来、ホンダ(7267・東1)は8月10日以来、ヤマハ発動機(7272・東1)は6月12日以来の新高値。
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