[市況]1月18日の東京株式市場|日経平均127円安、3日ぶり反落

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東京株式市場概況

1月18日の東京株式市場は、日経平均株価が127円2銭安の1万855円8銭、TOPIXが8.85ポイント安の957.55ポイントと3日ぶり反落。東証1部の出来高は23億7724万株、売買代金は1兆4496億円。騰落銘柄数は値上がり496銘柄、値下がり1060銘柄。25日騰落レシオは114.5%。新高値は18銘柄、新安値は1銘柄。

1日の流れ

前週末15日の米国株式市場は大幅反落。ダウ工業株30種平均が100.90ドル下落した。18日の東京外国為替市場は1ドル=90円70銭から91円で推移。日経平均は米国株安と円高を嫌気し、94円49銭安の1万887円61銭で取引を開始。下げ幅を広げる展開となり、前場は201円07銭安の1万781円03銭で取引を終了。後場も安値圏でのもみ合いに終始した。

規模別・業種別動向

規模別株価指数は大型株が1.02%、中型株が0.84%、小型株が0.39%下落。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、1業種が上昇、32業種が下落。値上がりは陸運のみで0.17%上昇。値下がり率1位は石油・石炭で2.39%下落。続いて空運が2.35%、証券が2.23%下落。

個別株動向

セイコーエプソン(6724・東1)が新高値。一時26円高の1631円まで買われ、2009年1月7日に付けた昨年来高値1623円を1年ぶりに更新した。 テイクアンドギヴ・ニーズ(4331・東1)が700円安の1万1010円と続落。15日午後3時30分、公募増資を発表。発行済み株数が23%増加し、希薄化を嫌気した売りが膨らんだ。 イワキ(8095・東1)が2009年11月期の決算を発表。2010年11月期は売上506億円、営業5.3億円、純利益3.5億円を計画。1株利益予想は14円54銭。18日終値は1円安の248円。 ユニオンツール(6278・東1)が198円高の2791円と大幅反発。2010年11月期の業績予想を発表し好感された。1株利益予想は87円96銭。 メルシャン(2536・東1)が15日午後3時30分、2009年12月期の業績予想を下方修正。7円安の190円と続落した。 ハルテック(5916・東1)が30円ストップ高の129円と大幅反発。東証1部の値上り率1位となった。15日午後4時45分、2010年3月期の業績予想を上方修正。営業利益を1億5000万円から2億8000万円に、純利益を1億2000万円から2億4000万円に増額。同時に期末の復配も発表した。ハルテックの上方修正に刺激され、他の橋梁株も大幅高。日本橋梁(5912・東1)が47円高の275円、駒井鉄工(5915・東1)は11円高の193円と大幅反発した。 ニッケ(3201・東1)が2010年11月期の業績予想と自社株買いを発表。32円高の671円と反発。 大倉工業(4221・東1)が小動き。2010年12月期上方修正。営業利益を4億円から10億円に、最終赤字を23億円から19億円に増額した。
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