[市況]1月25日の新興市場|日経ジャスダック平均反発

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新興市場概況

1月25日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.75%高と反発、東証マザーズ指数は0.40%安と3日ぶり反落、大証ヘラクレス指数は0.29%安と続落。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は7149万株、売買代金は340億円。騰落銘柄数は値上がり489銘柄、値下がり417銘柄。新高値19銘柄、新安値4銘柄。

新興市場個別株動向

さくらインターネット(3778・東マ)が7000円ストップ高の5万1500円と急反発。2010年3月期の業績予想を上方修正し好感された。売上高は77億円予想で据え置いたものの、ホスティングサービスの収益力改善、経費圧縮などにより営業利益を4億2000万円から6億円、純利益を3億2000万円から5億円に増額した。修正後の1株利益予想は1万1379円32銭。また、期末配当予想を1株当たり600円から1000円へ増額し、前期の1000円(普通配当500円、記念配当500円)と同額に上方修正した。 デジタルハーツ(3620・東マ)が4800円安の15万円と反落。2010年3月期の業績予想を下方修正。売上高を39億8500万円から33億8700万円、営業利益を7億9500万円から4億9200万円、純利益を4億2900万円から2億6800万円に減額した。従来予想の前期比増収増益から一転、減収減益予想に転じる。修正後の1株利益予想は4647円。コンシューマゲーム業界で大型タイトルの発売延期が相次いだ影響を受けた。 一建設(3268・JQ)が115円高の3185円と3日続伸。2010年1月期の業績予想を上方修正。売上高を1916億円から2005億円、営業利益を136億円から182億円、純利益を74億円から100億円に増額した。修正後の1株利益予想は388円60銭。期末配当予想も上方修正し、普通配当を40円から50円に増額。上場記念配当10円を加え、1株あたりの配当を60円にすると発表した。 カービュー(2155・東マ)が2万3700円高の15万1300円と急伸。同社が運営する自動車ソーシャル・ネットワーキング・サービス「みんカラ(みんなのカーライフ)」が、2009年12月に初の営業黒字を達成したと発表した。「みんカラ」は2004年8月に運営を開始。サービス利用料は無料で広告収入による収益化を図る、いわゆる無料広告モデルでの黒字化を目指してきた。2009年12月の月間売上高が3911万円、営業利益が40万円となり、初の単月黒字を達成した。「みんカラ」の12月実績は月間4億1300万PV、利用ユーザー数22万6000人、加盟事業者数171社。
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