[市況]10月13日の株式市場|日経平均60円高、1ドル90円台回復など好感し堅調

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全体概況

10月13日の日経平均株価は前日比60円17銭高の1万76円56銭と5日続伸。連休による休場中、米国株式市場は 前週末10日のダウ工業株30種平均が78ドル高12日は20ドル高と堅調に推移。これを受け東京株式市場も前週末比50円46銭高と小高く始まった。7日に一時1ドル=87円台まで下落していた為替が12日に1ドル=90円台を回復したことも相場を下支え。日経平均は一時上げ幅が100円を超え1万100円台に乗せる場面もあった。

東証1部の出来高は18億2045万株、売買代金は1兆3248億円。値上がり1003銘柄、値下がり552銘柄、25日騰落レシオは77.21%。新高値は28銘柄、新安値は20銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり18業種、値下がり15業種だった。

日経平均  
始値10066.85+50.46
高値10116.72+100.33
安値10039.62+23.23
終値10076.56+60.17
TOPIX
始値903.29+5.46
高値905.76+7.93
安値900.49+2.66
終値901.40+3.57
各種指標
出来高18億2045万株
売買代金1兆3248億円
値上がり1003銘柄
値下がり552銘柄
新高値28銘柄
新安値20銘柄
騰落レシオ77.21

個別株概況

鉄鋼株が業種別値上がり率1位。ゴールドマン・サックス証券が鉄鋼業界の投資判断を「アトラクティブ」へ引き上げたことなどを好感し、新日本製鉄(5401)が4.75%高、JFEホールディングス(5411)が4.81%高に買われた。

前原誠司国土交通相が12日、羽田空港を24時間稼働のハブ空港化方針を示し、関連株が買われた。羽田空港の旅客ターミナルビル管理を行う日本空港ビルデング(9706)は需要増を見込んだ買いが流入し、200円ストップ高の1274円。1300円どころにある上値の節に接近している。羽田空港への乗り入れ路線を擁する京浜急行は続伸し9円高。一方、成田空港への路線を抱える京成電鉄(9009)は6円安と明暗が分かれた。羽田空港のさらなる拡張工事が必要との見方から、海洋土木工事大手の五洋建設(1893)は一時7円高の114円まで買われた。

日本航空(9205)は反落。2500億円超の債権放棄要請を中心とした新たな経営再建計画案を策定し調整に入ったと報じられた。

アデランスホールディングス(8170)が7.35%の大幅下落。9日引け後、未定としていた8月中間期の業績予想を発表、最終赤字36億1200万円(前年同期8億300万円の赤字)予想が嫌気された。

セクター別騰落率
業種指数前日比
鉄鋼692.98+3.55%
精密機器2705.69+2.55%
金属製品758.62+2.47%
その他金融233.75+2.17%
輸送用機器1610.45+2.14%
水産・農林263.44+1.53%
機械861.11+1.51%
ゴム1223.00+1.25%
電気機器1265.90+1.22%
非鉄金属793.18+1.03%
ガラス・土石768.71+0.70%
化学804.43+0.60%
卸売778.66+0.60%
石油・石炭877.93+0.48%
証券349.25+0.38%
繊維435.30+0.24%
食料798.96+0.03%
倉庫・運輸1017.20+0.00%
建設412.64-0.10%
パルプ・紙407.98-0.22%
不動産817.34-0.33%
小売512.48-0.43%
医薬1363.07-0.43%
サービス686.39-0.45%
銀行146.23-0.57%
情報・通信1280.03-0.65%
空運338.39-0.84%
陸運1077.07-1.02%
その他製品1461.11-1.15%
電気・ガス647.90-1.18%
海運527.61-1.33%
鉱業522.93-1.49%
保険600.05-1.57%
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