[市況]10月15日の新興市場|反発も上昇率低い

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全体概況

10月15日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.38%高、東証マザーズ指数は0.33%高、大証ヘラクレス指数は0.08%高となった。マザーズ、ヘラクレスともそろって反発となったが、大幅上昇となった東証1部に比して反発力は弱い。売買代金も依然低水準で、新興市場は活況からは遠い状況が続いている。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は2765万株、売買代金は258億円。値上がり444銘柄、値下がり369銘柄。新高値7銘柄、新安値9銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1217.83+0.38%
JQ指数48.90-0.10%
マザーズ指数442.46+0.33%
ヘラクレス指数587.58+0.08%
新興3市場合計
出来高2765万株
売買代金258億円
値上がり444銘柄
値下がり369銘柄
新高値7銘柄
新安値9銘柄

個別株概況

携帯電話向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)大手のグリー(3632)が続伸。2.71%高の4920円となった。14日引け後、2010年6月期の業績予想を上方修正し好感された。週足チャートで13週移動平均線に沿った上昇トレンドが継続している。

デジタルガレージ(4819)が2.80%高の20万2000円。14日、傘下のテクノラティ・ジャパンがブログ検索サービスを停止すると発表した。米Technoratiの事業方針変更により、事業継続が困難になったことが理由としている。Dガレージは現在、国内でのTwitter展開に力を入れており、15日には携帯電話向けTwitterのベータ版を公開したと発表した。

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