[市況]11月20日の新興市場|マザーズ指数が14日ぶり反発

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全体概況

11月20日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.57%高、東証マザーズ指数は4.73%高、大証ヘラクレス指数は2.28%高とそろって反発した。日経ジャスダック平均は12日ぶり、マザーズ指数は14日ぶり、ヘラクレス指数は10日ぶりの反発。マザーズ指数の連続下落記録は13日で止まった。3市場合計の売買代金も487億円と高水準だった。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は3122万株、売買代金は487億円。値上がり575銘柄、値下がり293銘柄。新高値5銘柄、新安値48銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1125.25+0.57%
JQ指数45.35+1.23%
マザーズ指数384.46+4.73%
ヘラクレス指数520.01+2.28%
新興3市場合計
出来高3122万株
売買代金487億円
値上がり575銘柄
値下がり293銘柄
新高値5銘柄
新安値48銘柄

個別株概況

半導体製造装置の開発を行うエフオーアイ(6253)が20日、東証マザーズに上場。公開価格850円を9.4%下回る770円で初値をつけた。その後さらに売りを浴び、100円ストップ安の670円まで売られた。ほどなく反発し700円前後でもみ合いとなったものの、大引け間際に見切り売りが相次ぎ急落。676円で初日の取引を終えた。

19日午後3時10分、ローソン(2651)が九九プラス(3338)を完全子会社化すると発表。九九プラスの普通株式1株につきローソン株32.5株を割り当てる。ローソンの19日終値は4060円で、32.5株に換算すると13万1950円。九九プラスの19日終値は8万6000円で、20日は割り当て価格にサヤ寄せする形で終日ストップ高カイ気配となった。大引けに1万円高の9万6000円で3株が比例配分。2万1019株の注文を残した。

19日午後5時、モンスター・ナインがTOB(株式公開買い付け)によりメディビックグループ(2369)株を最大39.72%まで買いつけると発表した。モンスター・ナインは11月時点でメディビック株38%を保有する筆頭株主ジェネレーション・ジャパン・マスター・ファンドが売却する全株式を買いつける。買い付け価格は1株あたり7000円。20日の株価は買い付け価格にサヤ寄せする形で反発。800円高の6800円となった。

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