[市況]2010年2月25日の東京株式市場|日経平均96円安、3日続落

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東京株式市場概況

2010年2月25日の東京株式市場は日経平均株価が96円87銭安の1万101円96銭、TOPIXは4.28ポイント安の891.41ポイントと3日続落。東証1部の出来高は18億942万株、売買代金は1兆2703億円。騰落銘柄数は値上がり816銘柄、値下がり729銘柄。25日騰落レシオは75.62%。新高値は6銘柄、新安値は22銘柄。

1日の流れ

2月24日の米国株式市場は反発。ダウ工業株30種平均は91.75ドル高の1万374.16ドルとなった。2月25日の東京外国為替市場は1ドル=90円20銭前後で推移。 東京証券取引所は日経平均が57円27銭高の1万256円10銭で取引を開始。午前10時すぎからユーロが対円で急落。ギリシャの信用格下付けが引き下げられる可能性が伝わり、ユーロ売りが優勢となった。円は対ドルでも89円前半まで上昇。日経平均もマイナスに転じ、前場は19円04銭安の1万179円79銭で引けた。後場は下げ幅をさらに広げ、一時111円62銭安の1万87円21銭まで下落した。

規模別・業種別動向

規模別株価指数は大型株が0.58%、中型株が0.41%下落、小型株が0.08%上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、10業種が上昇、23業種が下落。値上がり率1位は倉庫・運輸で0.73%上昇。続いて電気・ガスが0.68%、小売が0.67%上昇。値下がり率1位はガラス・土石で2.58%下落。続いて鉱業が1.86%、海運が1.53%下落。

個別株動向

トヨタ自動車(7203・東1)が5円安の3270円と3日続落。24日、豊田章男社長が米国下院公聴会で証言した。 アステラス製薬(4503・東1)が10円高の3340円と反発。24日、スイスのバリシア・ファーマシューティカ・インターナショナルと、侵襲性の真菌感染症を対象とする抗真菌剤イサブコナゾールについて、日本を除く全世界での独占開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表。
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