[市況]2月9日の新興市場|ジュピターテレコム急騰、住友商事がTOB報道

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新興市場概況

2月9日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.29%安と4日続落、東証マザーズ指数が0.22%安と5日続落、大証ヘラクレス指数が0.46%安と3日続落。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は5099万株、売買代金は316億円。騰落銘柄数は値上がり311銘柄、値下がり489銘柄。新高値9銘柄、新安値26銘柄。

新興市場個別株動向

ジュピターテレコム(4817・JQ)が4700円高の9万700円と急騰。2月9日付の読売新聞で、住友商事(8053・東1)がジュピターテレコムに対し株式公開買い付け(TOB)を行う方向で最終調整に入ったと報じられ買われた。ジュピターテレコムをめぐっては1月25日、KDDI(9433・東1)がジュピターテレコム株37.8%を3617億円で取得すると表明。しかしKDDIは2月5日、取得するジュピターテレコム株式を33.3%以下に引き下げる方針を明らかにする。金融庁からTOBを経ずに3分の1を超える株式を取得することは金融商品取引法に抵触するとの指摘を受け方針を転換していた。 バリューコマース(2491・東マ)が2810円高の1万8700円と続伸。2009年12月期の決算が計画を上回り好感された。 ドリコム(3793・東マ)が7万円ストップ高の47万5000円と急騰。8日、第3四半期決算を発表。通期計画を上回り上方修正期待から買われた。
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