2010年10月1日の日本株市況｜日経平均34円高と反発、新安値銘柄数は1カ月ぶり100突破

全体概況

2010年10月1日の日経平均株価は前日比34円88銭高の9404円23銭、TOPIXは前日比0.46ポイント高の829.97ポイントとともに反発した。東証1部の出来高は20億9064万株、売買代金は1兆3264億円。値上がり525銘柄、値下がり996銘柄、25日騰落レシオは119.03％。新高値は8銘柄、新安値は121銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり16業種、値下がり17業種だった。

雑感

新安値を付ける銘柄がまた増加傾向になっている。10月1日は121銘柄と、9月1日以来1カ月ぶりに100銘柄を突破した。9月1日の日経平均は8900円台で、その後為替介入もあり9600円まで回復した。その過程で新安値株も1日あたり10～20銘柄前後と減っていたのだが、同じ期間に新高値株が増えていたわけでもない。指数は9600円の高値からわずかに下げただけだが、新安値株がこれだけ増えている以上、相場の基調はやはり弱い。

スカイマーク（9204）がぶっ飛んでいる。10月1日はついに700円台に乗せた。年内の高値更新はないだろうと見ていたが、実に速かった。格安航空機をもてはやす雰囲気の間は買われ続けるのかね。

新興市場概況

10月1日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.16％安、東証マザーズ指数は0.19％安、大証ヘラクレス指数は0.06％安とそろって続落した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は3043万株、売買代金は189億円。値上がり315銘柄、値下がり488銘柄。新高値5銘柄、新安値61銘柄だった。