2010年12月27日の日本株市況|日経平均76円高と3日ぶり反発

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全体概況

2010年12月27日の日経平均株価は前日比76円80銭高の1万355円99銭、TOPIXは前日比3.02ポイント高の904.68ポイントとともに3日ぶり反発した。東証1部の出来高は12億5419万株、売買代金は8320億円。値上がり808銘柄、値下がり672銘柄、25日騰落レシオは129.51%。新高値は15銘柄、新安値は3銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり28業種、値下がり4業種だった。

日経平均  
始値10292.84+13.65
高値10376.91+97.72
安値10292.84+13.65
終値10355.99+76.80
TOPIX
始値901.47-0.19
高値906.50+4.84
安値901.47-0.19
終値904.68+3.02
各種指標
出来高12億5419万株
売買代金8320億円
値上がり808銘柄
値下がり672銘柄
新高値15銘柄
新安値3銘柄
騰落レシオ129.51

雑感

売買代金は2日連続の1兆円割れ。年末だから当然か。個人的には、2010年と同様、2011年の春節時期にも売買代金が1兆円を割るかどうかを注目している。2010年は1兆円を割れていた。2006年から2009年までは、春節の時期にも東証1部の売買代金は1兆円を維持していた。つまり、中国を中心に動く資金の存在が大きくなり、東証が通常通りに取引を行っていても、中国経済が休みなら売買代金は細るという現象が顕在化したのだ。おそらく、2011年も春節のころに売買代金が1兆円割れとなる可能性は高いだろう。が、もし1兆円を割らなかった場合、非中国系資金がかなり動いているということになるだろう。なお2011年の春節は2月3日。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株910.16+0.34%
中型株964.02+0.39%
小型株1351.56+0.12%
セクター別騰落率
業種指数前日比
精密機器2653.69+0.94%
鉱業351.01+0.85%
ガラス・土石797.67+0.79%
機械944.93+0.78%
電気機器1366.7+0.69%
非鉄金属783.1+0.63%
化学835+0.61%
金属製品762.36+0.52%
輸送用機器1672.47+0.51%
倉庫・運輸1037.68+0.49%
小売511.78+0.47%
卸売868.17+0.40%
その他製品1469.35+0.34%
水産・農林238.65+0.34%
サービス737.61+0.30%
海運523.19+0.29%
鉄鋼634.09+0.26%
医薬1324.58+0.22%
その他金融255.63+0.20%
食料760.53+0.18%
繊維430.36+0.16%
建設426.16+0.09%
銀行127.77+0.08%
保険568.78+0.06%
石油・石炭1015.63+0.04%
情報・通信1337.43+0.03%
パルプ・紙373.25+0.01%
陸運1005.41+0.01%
ゴム1257.41+0.00%
不動産852.39-0.02%
証券280.6-0.11%
空運276.02-0.32%
電気・ガス614.04-0.42%

新興市場概況

12月27日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.16%高と3日ぶり反発、東証マザーズ指数は0.10%安と反落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は4463万株、売買代金は451億円。値上がり404銘柄、値下がり541銘柄。新高値30銘柄、新安値10銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1245.23+0.16%
JQ指数52.09-0.59%
マザーズ指数433.54-0.10%
新興2市場合計
出来高4463万株
売買代金451億円
値上がり404銘柄
値下がり541銘柄
新高値30銘柄
新安値10銘柄
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