2010年12月6日の日本株市況|日経平均11円安と4日ぶり反落、騰落レシオは139.37と4月16日以来の水準に

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全体概況

2010年12月6日の日経平均株価は前日比11円9銭安の1万167円23銭と4日ぶり反落、TOPIXは前日比2.19ポイント高の881.41ポイントと4日続伸した。東証1部の出来高は14億8079万株、売買代金は1兆354億円。値上がり1222銘柄、値下がり306銘柄、25日騰落レシオは139.37%。新高値は27銘柄、新安値は3銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり25業種、値下がり8業種だった。

日経平均  
始値10175.23-3.09
高値10179.82+1.50
安値10143.58-34.74
終値10167.23-11.09
TOPIX
始値879.49+0.27
高値881.79+2.57
安値878.58-0.64
終値881.41+2.19
各種指標
出来高14億8079万株
売買代金1兆354億円
値上がり1222銘柄
値下がり306銘柄
新高値27銘柄
新安値3銘柄
騰落レシオ139.37

雑感

金曜に発表された米国11月雇用統計が悪く、為替が1ドル=82円台に急落していたため、週明けの今日は大幅安も覚悟していたが小動きだった。規模別株価指数では大型株の+0.07%に対し小型株が+1.18%。セクター別では上位に素材。

騰落レシオ139.37。130ポイント台は4月16日以来約8カ月ぶり。過熱感は相当に高まっているということだが、だからといって株価が騰落レシオ通りに動くわけではない。3月から4月にかけて日本株が高値をつけた時期の騰落レシオの動きで言えば、初めに130ポイントに乗せたのは3月24日だ。その後、高止まりの時期が続き、4月16日までずっと130ポイント台を維持していた。今回に関しても、しばらくはこの水準で推移するんじゃないだろうか。その後は調整だと思うけど。例年のパターンなら12月一杯は高く、2月にかけて調整、そのあとゴールデンウイークまで上昇という感じか。要するに去年と似た動きをイメージしている。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株886.23+0.07%
中型株941.73+0.37%
小型株1310.27+1.18%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉄鋼613.46+1.89%
非鉄金属770.79+1.41%
倉庫・運輸1020.17+1.26%
ガラス・土石779.03+1.16%
その他製品1420.09+1.16%
海運542.94+1.04%
繊維426.68+1.02%
不動産800.52+0.94%
サービス709.21+0.68%
卸売856.68+0.62%
金属製品739.84+0.60%
証券263.55+0.56%
化学806.3+0.49%
建設414.37+0.49%
その他金融249.51+0.46%
パルプ・紙360.07+0.43%
電気・ガス616.49+0.28%
鉱業316.44+0.27%
銀行117.46+0.26%
情報・通信1327.82+0.21%
水産・農林236.24+0.14%
機械926.21+0.10%
陸運982.44+0.10%
小売499.97+0.08%
石油・石炭967.74+0.02%
輸送用機器1659.7-0.06%
電気機器1349.85-0.08%
保険541.5-0.17%
ゴム1283.76-0.19%
食料744.98-0.24%
空運266.03-0.34%
精密機器2627.02-0.39%
医薬1296.96-0.43%

新興市場概況

12月6日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.32%高と5日続伸、東証マザーズ指数は2.11%高と4日続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は2995万株、売買代金は363億円。値上がり563銘柄、値下がり329銘柄。新高値14銘柄、新安値7銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1203.74+0.32%
JQ指数50.85+0.59%
マザーズ指数400.58+2.11%
新興2市場合計
出来高2995万株
売買代金363億円
値上がり563銘柄
値下がり329銘柄
新高値14銘柄
新安値7銘柄
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