2010年4月19日の日本株市況|日経平均193円安、SECのゴールドマン訴追嫌気

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全体概況

4月19日の日経平均株価は前日比193円41銭安の1万908円77銭、TOPIXは前日比18.00ポイント安の970.84ポイントとともに続落した。東証1部の出来高は20億2864万株、売買代金は1兆4314億円。値上がり159銘柄、値下がり1470銘柄、25日騰落レシオは118.71%。新高値は35銘柄、新安値は12銘柄。東証業種別株価指数は全33業種が値下がりとなった。

日経平均  
始値10929.64-172.54
高値10953.90-148.28
安値10878.99-223.19
終値10908.77-193.41
TOPIX
始値974.43-14.41
高値975.87-12.97
安値968.79-20.05
終値970.84-18.00
各種指標
出来高20億2864万株
売買代金1兆4314億円
値上がり159銘柄
値下がり1470銘柄
新高値35銘柄
新安値12銘柄
騰落レシオ118.71

雑感

ゴールドマン・サックスが米証券取引委員会(SEC)から訴追され、前週末16日の米国株式市場はショック安。週明けの東京市場も寄り付きから全面安の展開。金融セクターが大きく下げた。

3月からの天候不順による不作と、アイスランドの火山噴火による異常気象を見越して食料関連株が動意している。米穀関連銘柄のヤマタネ(9305)が午後に買われ新値を取った。木徳神糧(2700)も出来高は薄いながら新値。ヤマタネはもしかしたら大相場に発展するかもしれない。新安値に農産物価格上昇の悪影響を受けるヤクルト本社(2267)やJT(2914)など食品関連が並んでいた。天候が理由で売られたわけではないと思うが…。水産・農林は業種別で一番値下がり率が低かった。

第一三共(4568)が連日の新安値。大日本住友製薬(4506)や塩野義製薬(4507)も新安値だった。日足チャートが完全に崩れている。武田薬品工業(4502)やアステラス製薬(4503)も大幅下落。薬品セクターはディフェンシブの体をなしていない。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株979.73-1.93%
中型株1028.57-1.67%
小型株1446.23-1.54%
セクター別騰落率
業種指数前日比
水産・農林251.79-0.01%
情報・通信1347.08-0.84%
電気・ガス675.32-0.87%
小売558.77-0.99%
サービス748.77-1.08%
金属製品848.89-1.20%
鉄鋼736.29-1.24%
繊維452.55-1.46%
食料827.89-1.48%
陸運1129.3-1.50%
電気機器1459.32-1.62%
建設447.52-1.67%
その他製品1731.4-1.67%
精密機器3060.65-1.69%
石油・石炭953.56-1.71%
ゴム1176.99-1.71%
輸送用機器1691.43-1.76%
医薬1372.1-1.77%
非鉄金属813.19-1.80%
パルプ・紙408.28-1.82%
ガラス・土石881.14-1.89%
海運599.1-1.89%
倉庫・運輸1096.72-1.92%
機械932.16-2.07%
化学870.98-2.08%
空運255.13-2.41%
卸売928.8-2.43%
不動産864.87-2.53%
証券353.91-2.75%
保険683.99-2.78%
銀行146.6-2.81%
鉱業486.39-3.00%
その他金融284.62-3.24%

新興市場概況

4月19日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.29%安と続落、東証マザーズ指数は1.13%安と続落、大証ヘラクレス指数は0.55%高と反発した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は4633万株、売買代金は553億円。値上がり317銘柄、値下がり628銘柄。新高値88銘柄、新安値10銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1322.48-0.29%
JQ指数54.28-0.70%
マザーズ指数489.37-1.13%
ヘラクレス指数697.47+0.55%
新興3市場合計
出来高4633万株
売買代金553億円
値上がり317銘柄
値下がり628銘柄
新高値88銘柄
新安値10銘柄
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