2010年4月22日の日本株市況｜日経平均140円安と反落、小型株買い続く

全体概況

4月22日の日経平均株価は前日比140円96銭安の1万949円9銭と反落、TOPIXは前日比8.90ポイント安の978.17ポイントと3日ぶり反落した。東証1部の出来高は21億7748万株、売買代金は1兆5382億円。値上がり500銘柄、値下がり1048銘柄、25日騰落レシオは117.21％。新高値は130銘柄、新安値は12銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり7業種、値下がり26業種だった。

雑感

日経平均が一時200円超下げたのに対し、新興市場はそろって上げた。東証1部でも大型株の－1.17％に対して中型は－0.55％、小型株は－0.20％だ。20日にマザーズ指数が大陰線となった際は小型株物色も終わりかと思ったが、今日のところは一応継続しているらしい。東証2部とREIT指数は新値。

ヤマタネ（9305）が新値。twitterで六本木に雪が降っているという書き込みがあり、天候不順から不作の流れでヤマタネを思い浮かべた。

ファンコミュニケーションズ（2461）が9.17％上昇。いちよし証券のレポートがきっかけ。7月の参院選でインターネットの選挙運動への利用を解禁する動きがあり、解禁されれば候補者のサイトやブログへのアクセスが増えファンコミの業績に好影響をもたらすということらしい。フェアバリューは20万円としている。

昨日書いた一休（2450）が5.90％上昇し、フシ目の4万6000円を大きく上回る4万8500円で引けた。

ダイワボウホールディングス（3107）が2010年3月期業績予想の大幅上方修正を好感され14.50％上昇。Windows7搭載PCの売れ行き好調が増額の理由だそうだ。ダイワボウ情報システムの完全子会社化が業績に貢献したということか。朝方はトーア紡コーポレーション（3204）や大東紡織（3202）、シキボウ（3109）も買われていた。

新興市場概況

4月22日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.38％高、東証マザーズ指数は1.34％高、大証ヘラクレス指数は1.08％高とそろって続伸した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は5858万株、売買代金は564億円。値上がり525銘柄、値下がり395銘柄。新高値93銘柄、新安値11銘柄だった。