2010年4月26日の日本株市況|日経平均251円高と3日ぶり反発、1ドル=94円乗せ、大型株に買い

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全体概況

4月26日の日経平均株価は前日比251円33銭高の1万1165円79銭と3日ぶり反発、TOPIXは前日比18.51ポイント高の996.71ポイントと続伸した。東証1部の出来高は20億8453万株、売買代金は1兆4868億円。値上がり1478銘柄、値下がり150銘柄、25日騰落レシオは126.48 %。新高値は245銘柄、新安値は0銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり32業種、値下がり1業種だった。

日経平均  
始値11039.59+125.13
高値11165.79+251.33
安値11035.66+121.20
終値11165.79+251.33
TOPIX
始値987.35+9.15
高値996.82+18.62
安値987.06+8.86
終値996.71+18.51
各種指標
出来高20億8453万株
売買代金1兆4868億円
値上がり1478銘柄
値下がり150銘柄
新高値245銘柄
新安値0銘柄
騰落レシオ126.48

雑感

ドル・円が94円台前半まで上昇し日本株は全面高。為替は4月2日の1ドル=94円68銭が直近ドル高値が見えてきた。おそらく更新すると思う。ここを抜けると次は2009年8月の1ドル=97円後半が目標になり、その次は同年4月以来の1ドル=100円だ。

円が売られたので、久しぶりに大型株が中型株、小型株を上回った。指数の上昇率も日経平均>TOPIX>新興市場の順だった。為替がこの調子で円安方向に進むなら、大型株買いの流れが続くことになる。新興市場を見ていると、無茶な買われ方の続く銘柄が続出している。そろそろ物色対象の入れ替わりがあってもおかしくないが頃だ。

キユーピー(2809)が新値。米国のアマゾンでの人気が理由だろう。これはテーマとして面白いので、しばらく見ていたい。

ユナイテッドアローズ(7606)は下方修正で2.89%安。日経が250円高していなければもっと下げていた可能性はある。終値はまだ25日線の上で、チャートは壊れていない。そもそも最終利益こそ下方修正されたものの、売上高、営業利益、経常利益は上方修正だ。25円から28円への増配も発表している。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株999.66+2.01%
中型株1064.75+1.72%
小型株1509.24+1.68%
セクター別騰落率
業種指数前日比
証券365.36+3.21%
輸送用機器1753.49+3.02%
精密機器3149.57+2.60%
機械957.01+2.57%
電気機器1512.88+2.56%
化学898.31+2.42%
不動産902.03+2.39%
パルプ・紙431.41+2.34%
海運618.21+2.26%
ガラス・土石924.33+2.20%
金属製品868.44+2.07%
その他金融293.08+2.03%
その他製品1790.86+1.93%
情報・通信1382.8+1.87%
繊維468.01+1.81%
倉庫・運輸1132.57+1.77%
非鉄金属832.85+1.71%
銀行150.12+1.65%
建設462.71+1.63%
鉄鋼741.05+1.50%
ゴム1232.55+1.41%
石油・石炭968.59+1.19%
サービス772.41+1.17%
医薬1366.88+1.12%
卸売930.93+1.10%
陸運1167.39+1.07%
鉱業496.35+1.00%
小売576.82+0.97%
食料832.56+0.83%
保険703.4+0.80%
水産・農林256.55+0.80%
電気・ガス682.01+0.66%
空運266.81-0.97%

新興市場概況

4月26日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.98%高、東証マザーズ指数は1.12%高、大証ヘラクレス指数は1.50%高とそろって4日続伸した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は5067万株、売買代金は600億円。値上がり731銘柄、値下がり261銘柄。新高値148銘柄、新安値0銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1352.03+0.98%
JQ指数56.47+1.36%
マザーズ指数502.71+1.12%
ヘラクレス指数731.60+1.50%
新興3市場合計
出来高5067万株
売買代金600億円
値上がり731銘柄
値下がり261銘柄
新高値148銘柄
新安値0銘柄
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