2010年5月6日の日本株市況|日経平均361円安と反落、連休中にギリシャ財政危機問題進行、世界的株安進む
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5月6日の日経平均株価は前日比361円71銭安の1万695円69銭、TOPIXは前日比30.32ポイント安の956.72ポイントとともに反落した。東証1部の出来高は25億8590万株、売買代金は2兆263億円。値上がり135銘柄、値下がり1523銘柄、25日騰落レシオは104.15%。新高値は68銘柄、新安値は63銘柄。東証業種別株価指数は全33業種が値下がりとなった。
日経平均 | ||
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始値 | 10847.90 | -209.50 |
高値 | 10847.90 | -209.50 |
安値 | 10682.61 | -374.79 |
終値 | 10695.69 | -361.71 |
TOPIX | ||
始値 | 970.44 | -16.60 |
高値 | 970.46 | -16.58 |
安値 | 955.84 | -31.20 |
終値 | 956.72 | -30.32 |
各種指標 | ||
出来高 | 25億8590万株 | |
売買代金 | 2兆263億円 | |
値上がり | 135銘柄 | |
値下がり | 1523銘柄 | |
新高値 | 68銘柄 | |
新安値 | 63銘柄 | |
騰落レシオ | 104.15 |
雑感
ゴールデンウイーク中にギリシャ財政危機が進行。日本が休場している間に世界株安となり、週明けは大幅安に。予想された展開で、慌てている人も少なかろう。
ギリシャの次はポルトガル、スペインの危機が待ち構えている。今年から来年にかけての調整要因として立ちはだかるだろう。問題が再燃する度に株式市場は下げ、そこが買い場になる展開が続く。
上海万博が始まった。上海総合指数は見るも無残なチャートになっている。日本だけでなく、中国もアメリカも、4月高値を抜くには時間がかかりそうだ。
東証1部の新安値が63銘柄を数えた。今年最多だ。食品、製薬、地銀、電力が多い。サッポロホールディングス、アサヒビール、キッコーマン、大日本住友製薬、塩野義製薬、科研製薬、小野薬品工業、第一三共、東京電力、中部電力、九州電力などなど。
野村ホールディングス、KDDI、ソフトバンクも新安値。株式市場の評価は正直だと思う。特にソフトバンクは、社長がtwitterでいくら愛嬌を振りまいてもSIMロックフリー化の影響を冷静に見ていると思う。KDDIは論外だ。
小型株買いの流れは終わったと思う。この調整が終わったとき買われるのは大型株からだろう。
ポイントが0.66%高、ユナイテッドアローズが3.80%高していた。
ファーストリテイリングは3.48%安で200日線を割り込んだ。2009年高値を更新するのは来年以降だと思う。
国内報道のあまりないメキシコ湾原油流出事故の影響は相当に大きそうだ。三井物産が特損計上となる可能性を留意しておきたい。
業種 | 指数 | 前日比 |
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大型株 | 955.52 | -3.37% |
中型株 | 1028.61 | -2.69% |
小型株 | 1460.45 | -2.28% |
業種 | 指数 | 前日比 |
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電気・ガス | 669.33 | -0.60% |
サービス | 753.74 | -1.33% |
情報・通信 | 1329.35 | -1.61% |
ゴム | 1223.6 | -1.75% |
食料 | 816 | -1.79% |
医薬 | 1329.78 | -1.81% |
水産・農林 | 249.38 | -2.02% |
パルプ・紙 | 418.19 | -2.06% |
小売 | 562.14 | -2.16% |
陸運 | 1118.41 | -2.33% |
倉庫・運輸 | 1132.76 | -2.34% |
建設 | 446.9 | -2.63% |
その他製品 | 1721.98 | -2.76% |
鉱業 | 462.03 | -2.79% |
空運 | 260.49 | -2.99% |
精密機器 | 3052.71 | -3.06% |
化学 | 867.91 | -3.20% |
繊維 | 450.49 | -3.20% |
電気機器 | 1464.39 | -3.25% |
金属製品 | 835.31 | -3.39% |
輸送用機器 | 1690.46 | -3.44% |
非鉄金属 | 788.72 | -3.45% |
石油・石炭 | 909.55 | -3.68% |
機械 | 925.38 | -3.69% |
銀行 | 139.78 | -3.81% |
ガラス・土石 | 906.37 | -3.89% |
保険 | 660.81 | -4.06% |
その他金融 | 280.09 | -4.12% |
卸売 | 866.6 | -4.16% |
鉄鋼 | 690.32 | -4.16% |
不動産 | 886.54 | -4.73% |
証券 | 336.25 | -4.98% |
海運 | 583.23 | -6.29% |
新興市場概況
5月6日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.94%安と3日続落、東証マザーズ指数は2.85%安と反落、大証ヘラクレス指数は3.20%安と反落した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は3730万株、売買代金は537億円。値上がり215銘柄、値下がり768銘柄。新高値79銘柄、新安値15銘柄だった。新興市場指数 | ||
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日経JQ平均 | 1335.00 | -0.94% |
JQ指数 | 55.29 | -1.53% |
マザーズ指数 | 490.35 | -2.85% |
ヘラクレス指数 | 696.75 | -3.20% |
新興3市場合計 | ||
出来高 | 3730万株 | |
売買代金 | 537億円 | |
値上がり | 215銘柄 | |
値下がり | 768銘柄 | |
新高値 | 79銘柄 | |
新安値 | 15銘柄 |