2010年7月5日の日本株市況|日経平均63円高と続伸、売買代金9000億円割れと閑散

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全体概況

2010年7月5日の日経平均株価は前日比63円7銭高の9266円78銭、TOPIXは前日比5.91ポイント高の836.89ポイントとともに続伸した。東証1部の出来高は14億3981万株、売買代金は0兆8906億円。値上がり1132銘柄、値下がり400銘柄、25日騰落レシオは88.39%。新高値は12銘柄、新安値は45銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり29業種、値下がり4業種だった。

日経平均  
始値9230.00+26.29
高値9282.90+79.19
安値9213.79+10.08
終値9266.78+63.07
TOPIX
始値833.71+2.73
高値839.30+8.32
安値832.85+1.87
終値836.89+5.91
各種指標
出来高14億3981万株
売買代金8906億円
値上がり1132銘柄
値下がり400銘柄
新高値12銘柄
新安値45銘柄
騰落レシオ88.39

雑感

書こうと思っていろいろ調べたことは溜まっているものの、忙しくてまとめる時間がない。

売買代金9000億円割れ。1月4日を除けば2月16日に8415億円という日があるので、一応今年最小ではない。この時は春節が理由で、今日は米独立記念日が閑散の理由か。ただ、2005年夏の郵政解散相場以降、2009年まで年末年始を除いて売買代金が1兆円を割り込む日はまったくなかったはず。それが今年は7月5日にして売買代金1兆円割れ日が6回目で、日本の株式市場から資金が引いていることがよく分かる。

もっとも、株価推移が似ていると言われる2004年も売買代金1兆円割れの日は多かった。というより、2005年以前は売買代金1兆円乗せが当たり前ではなかった。なので元に戻っただけとも言える。今のところ日本市場が活況になる理由は全くないので、今後も1兆円割れの日は何度もあるだろう。

2004年との比較でずっと気になっているのが、往来の水準が低いこととボラティリティの大きさ。2004年はTOPIXがおおむね1100から1200ポイント間での往来。2010年は800から1000ポイント間の往来で、2010年は水準が切り下がっているのに値幅が大きく、当然ボラティリティも大きい。

下値が切り下がったのは日本の長期成長性を考えれば当然のことだが、ボラティリティの大きさは何か要因があるのだろうか。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株822.91+0.66%
中型株921.96+0.71%
小型株1311.9+1.04%
セクター別騰落率
業種指数前日比
その他金融225.13+4.65%
不動産688.92+1.83%
繊維396.94+1.53%
小売501.88+1.47%
情報・通信1273.27+1.36%
電気機器1194.13+1.32%
水産・農林249.76+1.24%
サービス711.5+1.15%
精密機器2452.08+0.96%
金属製品738.75+0.83%
化学765.78+0.78%
証券262.71+0.74%
陸運1077.3+0.64%
輸送用機器1426.53+0.61%
食料747.04+0.60%
非鉄金属682.7+0.59%
ガラス・土石733.36+0.59%
建設388.12+0.58%
機械803.79+0.55%
保険534.96+0.55%
パルプ・紙400.76+0.51%
卸売735.97+0.42%
倉庫・運輸1004.81+0.27%
医薬1300.94+0.27%
ゴム1143.46+0.17%
その他製品1489.6+0.17%
銀行122.38+0.07%
空運259.51+0.01%
電気・ガス680.45+0.01%
海運508.43-0.02%
鉄鋼587.12-0.13%
鉱業348.72-0.49%
石油・石炭811.34-0.82%

新興市場概況

7月5日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.19%高、東証マザーズ指数は2.75%高、大証ヘラクレス指数は2.54%高とそろって続伸した。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は2260万株、売買代金は258億円。値上がり523銘柄、値下がり306銘柄。新高値13銘柄、新安値21銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1231.46+0.19%
JQ指数51.16+0.41%
マザーズ指数395.78+2.75%
ヘラクレス指数601.72+2.54%
新興3市場合計
出来高2260万株
売買代金258億円
値上がり523銘柄
値下がり306銘柄
新高値13銘柄
新安値21銘柄
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