2011年12月30日の日本株市況|日経平均56円高・4日ぶり反発

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全体概況

2011年12月30日の日経平均株価は前日比56円46銭高の8455円35銭と4日ぶり反発、TOPIX(東証株価指数)は前日比6.49ポイント高の728.61ポイントと続伸した。出来高は8億3867万株、売買代金は4831億円。値上がり1313銘柄、値下がり225銘柄。新高値10銘柄、新安値9銘柄。騰落レシオは109.94%。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり32業種、値下がり1業種だった。

日経平均  
始値8434.90+36.01
高値8455.35+56.46
安値8415.56+16.67
終値8455.35+56.46
TOPIX
始値724.39+2.27
高値728.62+6.50
安値723.08+0.96
終値728.61+6.49
各種指標
出来高8億3867万株
売買代金4831億円
値上がり1313銘柄
値下がり225銘柄
新高値10銘柄
新安値9銘柄
騰落レシオ109.94

メモ

今年も終わりか。激動の1年だった。

ただ、私個人は、激動の1年というのは日本一国に限った話で、2011年が日本史の転換点になる可能性はあったとしても、世界史の中では1989年の冷戦終了から新興国勃興という大きな流れのなかの1年にすぎなかっただろうと考えている。新興国の経済成長と生活水準の上昇は続くし、日本経済の停滞も続くだろう。

東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故は、日本の強さと弱さの両方を浮き彫りにした。労働者の優秀さと一般市民の民度の高さが際立つ一方で、指導者ほど無能という戦前から続く欠点を、あいも変わらず引きずっていることを示した。

個人的には、TOPIX・日経平均が結構なマイナスになった中、それなりのプラスで終われたので良かった。中小型株に関しては2003年に匹敵する安値圏にあったと思う。来年が上昇年になるかどうかはよく分からないが、どのみち自分の得意分野はあまり人が集まらない中小型株なのだから、マイペースでちまちまやっていこうと思う。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株692.30+0.83%
中型株837.53+0.97%
小型株1252.46+1.14%
セクター別騰落率
業種 指数 前日比
空運194.84+1.87%
電気・ガス345.99+1.85%
金属製品636.47+1.81%
鉄鋼407.99+1.59%
不動産622.30+1.40%
非鉄金属564.72+1.27%
パルプ・紙344.79+1.27%
倉庫・運輸926.36+1.25%
ガラス・土石602.01+1.20%
建設422.87+1.19%
輸送用機器1301.76+1.09%
銀行100.17+1.04%
精密機器2088.54+1.03%
卸売744.61+1.02%
化学700.44+1.02%
電気機器1000.96+0.87%
機械775.03+0.84%
石油・石炭856.83+0.80%
小売512.62+0.79%
繊維392.02+0.73%
陸運981.96+0.73%
情報・通信1282.40+0.67%
その他製品892.36+0.65%
サービス697.12+0.56%
医薬1227.06+0.54%
ゴム1323.58+0.54%
保険374.06+0.53%
鉱業342.39+0.42%
その他金融238.88+0.37%
海運274.48+0.36%
水産・農林239.73+0.13%
食料761.76+0.09%
証券139.80-0.11%

新興市場

新興市場はジャスダックインデックスが0.54%高と3日続伸。マザーズ指数は1.40%高と反発だった。出来高はジャスダックが3590万株、マザーズが622万株。売買代金はジャスダックが123億円、マザーズが88億円。値上がりはジャスダック453銘柄、マザーズ109銘柄、値下がりはジャスダック229銘柄、マザーズ44銘柄。年初来高値更新はジャスダック7銘柄、マザーズ1銘柄、年初来安値更新はジャスダック6銘柄、マザーズ2銘柄。

ジャスダック  
JQ指数48.12+0.54%
出来高3590万株
売買代金123億円
値上がり453銘柄
値下がり229銘柄
新高値7銘柄
新安値6銘柄
マザーズ
マザーズ指数396.21+1.40%
出来高622万株
売買代金88億円
値上がり109銘柄
値下がり44銘柄
新高値1銘柄
新安値2銘柄
REIT
REIT指数834.36+0.92%
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