2011年2月4日の日本株市況|日経平均112円高と反発

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全体概況

2011年2月4日の日経平均株価は前日比112円16銭高の1万543円52銭、TOPIXは前日比7.79ポイント高の935.36ポイントとともに反発した。東証1部の出来高は25億5508万株、売買代金は1兆5983億円。値上がり1168銘柄、値下がり351銘柄、25日騰落レシオは125.50%。新高値は106銘柄、新安値は0銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり30業種、値下がり3業種だった。

日経平均  
始値10526.39+95.03
高値10580.36+149.00
安値10524.13+92.77
終値10543.52+112.16
TOPIX
始値935.12+7.55
高値940.80+13.23
安値934.92+7.35
終値935.36+7.79
各種指標
出来高25億5508万株
売買代金1兆5983億円
値上がり1168銘柄
値下がり351銘柄
新高値106銘柄
新安値0銘柄
騰落レシオ125.50

雑感

春節ですが普通に売買代金1兆5000億円もあるやん。2009年、2010年の春節は東証1部の売買代金が1兆円を割り込み、これを私は東京証券取引所の沈下と上海証券取引所の地位向上の表れと見ていた。今年も同じ傾向だろうと見ていたら、ちっとも売買代金が減っていません。つまり東京市場は中国のことなぞしるかって感じで動いているわけです。去年までの中国市場の休場に引っ張られた動きはなんだったんだ。

いくつか考えられることはあって、まず今現在東京市場で活発に動いているのは国内投資家および欧米系ということ。華僑系の資金は2009年、2010年の安い時に日本株を買い込んだが、今年は買っていないのではないかと。

新日本製鐵(5401)と住友金属工業(5405)が経営統合を発表。すげー話ではあるが、そもそも国内に高炉大手が4社もあったことがおかしいのだ。神戸製鋼所(5406)とかどうするんだろう。なんとも中途半端だ。今後はそれぞれの傘下企業の統合を見込んで動くんでしょうね。業種別指数で鉄鋼は6.09%高。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株938.57+0.78%
中型株994.89+0.94%
小型株1434.88+0.92%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉄鋼659.12+6.09%
繊維491.97+2.47%
パルプ・紙383.79+2.31%
水産・農林257.8+2.12%
食料780.36+1.97%
倉庫・運輸1071.71+1.84%
金属製品797.1+1.32%
化学885.95+1.04%
情報・通信1365.44+0.97%
保険573.29+0.95%
機械1006.79+0.93%
サービス747.18+0.92%
電気機器1385.09+0.88%
その他金融288.37+0.88%
小売521.89+0.87%
非鉄金属831.22+0.86%
医薬1346.34+0.84%
銀行129.97+0.76%
海運512.9+0.71%
証券280.68+0.63%
建設448.6+0.59%
電気・ガス629.55+0.38%
その他製品1436.78+0.37%
ゴム1268.73+0.33%
陸運1018.2+0.33%
輸送用機器1782.26+0.32%
卸売929.23+0.25%
精密機器2677.87+0.20%
不動産889.36+0.12%
ガラス・土石852.64+0.03%
石油・石炭1043.36-0.02%
空運270.23-0.64%
鉱業386.48-1.13%

新興市場概況

2月4日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.19%高と反発、東証マザーズ指数は1.52%高と反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は5735万株、売買代金は483億円。値上がり493銘柄、値下がり397銘柄。新高値30銘柄、新安値5銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1318.83+0.19%
JQ指数54.18-0.26%
マザーズ指数472.48+1.52%
新興2市場合計
出来高5735万株
売買代金483億円
値上がり493銘柄
値下がり397銘柄
新高値30銘柄
新安値5銘柄
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