2011年3月24日の日本株市況|日経平均14円安と続落、東電が期末配当予想を未定に

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全体概況

2011年3月24日の日経平均株価は前日比14円46銭安の9435円01銭、TOPIXは前日比7.15ポイント安の853.95ポイントとともに続落した。東証1部の出来高は32億9060万株、売買代金は1兆8667億円。値上がり583銘柄、値下がり995銘柄、25日騰落レシオは84.63%。新高値は44銘柄、新安値は0銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり14業種、値下がり18業種だった。

日経平均  
始値9479.77+30.30
高値9509.85+60.38
安値9418.71-30.76
終値9435.01-14.46
TOPIX
始値860.78-0.32
高値863.80+2.70
安値853.43-7.67
終値853.95-7.15
各種指標
出来高32億9060万株
売買代金1兆8667億円
値上がり583銘柄
値下がり995銘柄
新高値44銘柄
新安値0銘柄
騰落レシオ84.63

雑感

3月11日以降、ニュースに耳を傾け続けていると頭がおかしくなりそうだ。それでも目を逸らすわけにはいかない。被災地で辛い思いをしている人たちのことを思えば、しっかりを前を見て、いち早い復興のために努力するほかない。

きょうは街中で、袴姿の女性を見た。卒業式だったのだろう。日本という国家の大人たちは、これから世に出る世代に、なんという社会をわたそうとしているのか。指導力を発揮できない何をすればいいかもわかっていない口先だけの政府、エリート意識に凝り固まりながら内実は裏工作に長けただけの東京電力という馬鹿者集団。日本ブランドを生かした観光政策も、食料輸出国を目指す計画も、最高の品質を持つ工業製品という評価も、すべてマイナスの位置まで引き落とされた。高度成長期やバブル期に日本の繁栄を謳歌した世代はいま、戦後の日本が築き上げた栄光の多くを破壊して次世代にわたそうとしている。

東京電力は14.01%下落し再び1000円割れ。147円安の902円で終了。期末配当予想を30円から未定にしたことが響いた。しかしこれ、配当が出ると思っていたらどうかしている。民間企業としての東電はもう終わったと考えるべき。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株853.29-1.14%
中型株911.87-0.39%
小型株1332.88-0.08%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉱業452.54+5.81%
石油・石炭1037+2.29%
建設473.96+1.84%
卸売882.98+1.71%
非鉄金属770.49+1.43%
水産・農林233.64+0.87%
ガラス・土石830.9+0.64%
金属製品810.79+0.59%
倉庫・運輸1010.66+0.57%
機械955.77+0.50%
医薬1270.78+0.30%
パルプ・紙341.2+0.27%
ゴム1316.09+0.13%
海運461.44+0.03%
空運242.52+0.00%
サービス687.92-0.30%
繊維441.55-0.37%
情報・通信1322.05-0.69%
不動産767.9-0.77%
化学785.94-0.78%
電気機器1238.18-0.99%
精密機器2433.81-0.99%
その他製品1327.24-1.09%
食料719.13-1.20%
銀行118.39-1.25%
その他金融261.66-1.26%
鉄鋼575.07-1.27%
小売464-1.36%
陸運935.58-2.09%
保険532.1-2.14%
輸送用機器1560.61-2.35%
証券241.93-3.41%
電気・ガス516.05-3.75%

新興市場概況

3月24日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.15%安と5日ぶり反落、東証マザーズ指数は0.35%安と続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は3552万株、売買代金は365億円。値上がり410銘柄、値下がり560銘柄。新高値21銘柄、新安値2銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1226.50-0.15%
JQ指数51.78+0.35%
マザーズ指数448.75-0.35%
新興2市場合計
出来高3552万株
売買代金365億円
値上がり410銘柄
値下がり560銘柄
新高値21銘柄
新安値2銘柄
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