2011年5月17日の日本株市況|日経平均8円高と4日ぶり反発、MSCIスタンダードインデックスから日本株20銘柄が除外、新規採用は0

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全体概況

2011年5月17日の日経平均株価は前日比8円72銭高の9567円02銭と4日ぶり反発、TOPIXは前日比0.70ポイント安の828.85ポイントと4日続落した。東証1部の出来高は18億8282万株、売買代金は1兆2741億円。値上がり613銘柄、値下がり910銘柄、25日騰落レシオは86.39%。新高値は2銘柄、新安値は26銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり18業種、値下がり15業種だった。

日経平均  
始値9513.50-44.80
高値9593.13+34.83
安値9502.39-55.91
終値9567.02+8.72
TOPIX
始値827.09-2.46
高値830.42+0.87
安値823.99-5.56
終値828.85-0.70
各種指標
出来高18億8282万株
売買代金1兆2741億円
値上がり613銘柄
値下がり910銘柄
新高値2銘柄
新安値26銘柄
騰落レシオ86.39

メモ

16日、MSCIスタンダードインデックスの銘柄入替が発表され、日本株からは20銘柄が除外となった。新規採用はなし。MSCIスタンダード・インデックスはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルが算出している世界全体の株価指数。機関投資家がベンチマークとして使用する代表的な指数で、市場に与える影響は大きい。東日本大震災後、初めての見直しとなった今回の入れ替えは、日本に対し、極めて厳しい視線が注がれていることが改めて浮き彫りになった。20銘柄が除外されながら新規採用が0という内容は、先行きへの期待がまったくもたれていないことと、世界経済における相対的な地盤沈下がさらに進むとの見方の表れと言えるだろう。

住生活グループが川島織物セルコンとハイビックの完全子会社化を発表。住生活グループは住宅設備事業のポートフォリオを一段と充実させる。

東京電力は4月7日以来の400円割れ。5月11日に525円の戻り高値を付けたが、福島第一原子力発電所1号機のメルトダウンが明らかとなった12日以降、連日の大幅安となっている。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株822.8+0.05%
中型株899.13-0.34%
小型株1285.58-0.16%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉱業384.8+2.32%
証券213.54+1.90%
不動産744.13+1.64%
保険509.06+1.33%
パルプ・紙326.45+1.32%
機械962.66+0.70%
非鉄金属755.82+0.60%
石油・石炭987.08+0.59%
鉄鋼527.71+0.46%
空運214.07+0.43%
金属製品796.83+0.40%
卸売820.73+0.38%
電気機器1236.41+0.33%
サービス681.68+0.22%
精密機器2507.66+0.15%
その他製品1205.38+0.09%
ガラス・土石791.87+0.06%
化学791.22+0.03%
情報・通信1331.65-0.10%
医薬1258.95-0.17%
繊維444.68-0.19%
小売479.25-0.30%
輸送用機器1635.79-0.34%
建設440.78-0.44%
陸運889.14-0.73%
その他金融246.47-0.75%
銀行110.09-0.77%
倉庫・運輸964.57-0.80%
食料737.88-0.92%
海運419.89-1.10%
水産・農林222.98-1.38%
ゴム1382.55-1.49%
電気・ガス371.59-3.90%

新興市場概況

5月17日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.39%安と4日続落、東証マザーズ指数は0.12%安と4日続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は4161万株、売買代金は413億円。値上がり324銘柄、値下がり523銘柄。新高値9銘柄、新安値8銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1230.44-0.39%
JQ指数50.84-0.57%
マザーズ指数451.15-0.12%
新興2市場合計
出来高4161万株
売買代金413億円
値上がり324銘柄
値下がり523銘柄
新高値9銘柄
新安値8銘柄
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