2011年6月7日の日本株市況｜日経平均62円高と4日ぶり反発

全体概況

2011年6月7日の日経平均株価は前日比62円60銭高の9442円95銭、TOPIXは前日比5.77ポイント高の813.76ポイントとともに4日ぶり反発した。東証1部の出来高は17億5826万株、売買代金は1兆1115億円。値上がり1086銘柄、値下がり407銘柄、25日騰落レシオは83.71％。新高値は20銘柄、新安値は34銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり30業種、値下がり3業種だった。

メモ

米国株が景気先行き懸念から下落を続けており、6日も下落。東京市場は震災後続いている9500円を挟んだ水準でのもみ合いが継続。

前日ストップ安の東京電力（9501）は反発。ただ、安値圏での少反発に過ぎず、大きく戻す気配はない。

ソニー（6758）、任天堂（7974）が年初来安値。ともに情報流出が報道されている。

ウェブ関連の上昇続く。カカクコム（2371）、グリー（3632）、楽天（4755）が連日の年初来高値。エムスリー（2413）は1週間ぶり年初来高値更新。

新興市場概況

6月7日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.23％高と4日ぶり反発、東証マザーズ指数は0.73％高と続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は7035万株、売買代金は552億円。値上がり459銘柄、値下がり356銘柄。新高値11銘柄、新安値9銘柄だった。