2011年6月9日の日本株市況|日経平均17円高と3日続伸

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全体概況

2011年6月9日の日経平均株価は前日比17円69銭高の9467円15銭と3日続伸、TOPIXは前日比1.50ポイント安の812.95ポイントと3日ぶり反落した。東証1部の出来高は18億5974万株、売買代金は1兆1029億円。値上がり647銘柄、値下がり805銘柄、25日騰落レシオは74.38%。新高値は31銘柄、新安値は38銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり16業種、値下がり17業種だった。

日経平均  
始値9411.71-37.75
高値9472.41+22.95
安値9383.12-66.34
終値9467.15+17.69
TOPIX
始値811.00-3.45
高値813.34-1.11
安値807.14-7.31
終値812.95-1.50
各種指標
出来高18億5974万株
売買代金1兆1029億円
値上がり647銘柄
値下がり805銘柄
新高値31銘柄
新安値38銘柄
騰落レシオ74.38

メモ

指数はボックス推移だが、個別は二極化。震災の影響がないネット関連は上昇トレンドに乗った銘柄が多い。また、エネルギー関連で需要増の見込まれる銘柄も上昇が続いている。日揮(1963)、千代田化工建設(6366)はLNGプラントへの投資増が期待され連日の年初来高値。太陽光発電関連も新値追いの続く銘柄が多い。

一方、電力株は下落が止まらない。事実上破綻している東京電力(9501)が1円に向かって下落するのは当然ながら、他の電力株も原子力政策の全面転換が必至の状況で、経営への影響が避けられないことから売りが続いている。

カレーハウスCoCo壱番屋を展開する壱番屋(7630)が年初来高値。5月が権利月の同社株は例年、6月には大きく下落することが多い。6月に新値を取るのは極めて珍しく注目したい。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株800.49-0.29%
中型株892.24+0.00%
小型株1283.93-0.04%
セクター別騰落率
業種指数前日比
精密機器2577.49+1.43%
ゴム1404.2+1.13%
水産・農林225+0.76%
非鉄金属735.31+0.68%
小売493.33+0.45%
繊維438.62+0.44%
食料743.7+0.37%
パルプ・紙315.44+0.28%
電気機器1209.92+0.23%
鉱業409.72+0.21%
機械933.08+0.20%
サービス681.68+0.19%
医薬1278.43+0.07%
鉄鋼505.91+0.03%
ガラス・土石775.04+0.02%
建設441.72+0.02%
化学794.13-0.02%
保険492.76-0.06%
不動産716.99-0.18%
倉庫・運輸971.87-0.20%
輸送用機器1595.11-0.50%
情報・通信1349.85-0.54%
陸運875.61-0.57%
海運403.32-0.59%
銀行105.19-0.61%
卸売801.15-0.71%
空運219.61-0.78%
電気・ガス319.86-0.78%
金属製品768.11-0.79%
その他金融242.29-0.90%
証券208.19-0.97%
石油・石炭981.23-1.30%
その他製品1126.43-2.21%

新興市場概況

6月9日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.12%安と3日ぶり反落、東証マザーズ指数は0.15%安と4日ぶり反落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は5276万株、売買代金は490億円。値上がり305銘柄、値下がり501銘柄。新高値15銘柄、新安値12銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1228.95-0.12%
JQ指数51.58-0.23%
マザーズ指数464.00-0.15%
新興2市場合計
出来高5276万株
売買代金490億円
値上がり305銘柄
値下がり501銘柄
新高値15銘柄
新安値12銘柄
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