2011年7月19日の日本株市況|日経平均84円安と反落
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2011年7月19日の日経平均株価は前日比84円75銭安の9889円72銭、TOPIXは前日比5.61ポイント安の853.75ポイントとともに反落した。東証1部の出来高は14億9946万株、売買代金は1兆289億円。値上がり675銘柄、値下がり841銘柄、25日騰落レシオは130.83%。新高値は59銘柄、新安値は1銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり13業種、値下がり20業種だった。
日経平均 | ||
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始値 | 9921.50 | -52.97 |
高値 | 9945.72 | -28.75 |
安値 | 9889.72 | -84.75 |
終値 | 9889.72 | -84.75 |
TOPIX | ||
始値 | 854.81 | -4.55 |
高値 | 857.45 | -1.91 |
安値 | 852.89 | -6.47 |
終値 | 853.75 | -5.61 |
各種指標 | ||
出来高 | 14億9946万株 | |
売買代金 | 1兆289億円 | |
値上がり | 675銘柄 | |
値下がり | 841銘柄 | |
新高値 | 59銘柄 | |
新安値 | 1銘柄 | |
騰落レシオ | 130.83 |
メモ
東京株式市場が休場だった18日月曜の海外市場は全面安。米欧とも債務危機への有効な対策を打ち出せず、売りがかさんだ。ダウ工業株30種平均は94.57ドル(0.76%)安の1万2385.16ドルと続落。
連休明けの東京市場は海外株安の影響を受け反落、200日移動平均線を割り込んだ。為替は1ドル=79円前半で推移。
主力輸出株が売られる一方、小型内需の好調は継続。規模別指数は大型株が0.90%安と下落する一方、小型株は0.04%安とほぼ変わらず。値上がり675銘柄に対し、値下がりは841銘柄と、やや下落した銘柄が多い程度。新高値銘柄数も59と、前週までの水準を維持している。騰落レシオは再び130ポイント台乗せ。新興市場や小型株を得意とする個人投資家は利益を得ている人が多いだろう。
ミスミグループ本社(9962)が2月8日以来の年初来高値更新。17円高の2145円引け。好業績で高値を取った銘柄はそのまま新値追いに移るパターンが続いている。ミスミは割安ではないが、高い収益性と好財務で知られた会社で、今期は最高益更新を見込んでいる。2000円から2200円の価格帯はリーマンショック後の下落過程で出来高が膨らんだ水準。ここを抜けると上値は軽いだろう。
第一商品(8746)がストップ高。大相場継続中。ヤマタネ(9305)も新値。節目を抜け出した。ここも大きな相場になりそう。
好調が伝えられる日産自動車(7201)の系列自動車部品各社に新値相次ぐ。鬼怒川ゴム(5196)、カルソニックカンセイ(7248)は4月を起点にした上昇継続。河西工業(7256)も急上昇中。ヨロズ(7294)は92円高で1996年以来15年ぶりの2000円乗せ。上場来高値は1994年6月20日の2680円。
ケイブ(3760)は連日の年初来安値更新。前週の業績予想下方修正が引き続き嫌気されている。ゲーム関連は二極化が続いている。
業種 | 指数 | 前日比 |
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大型株 | 833.91 | -0.90% |
中型株 | 945.9 | -0.32% |
小型株 | 1381.26 | -0.04% |
業種 | 指数 | 前日比 |
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空運 | 245.82 | +1.86% |
情報・通信 | 1386.57 | +0.51% |
卸売 | 861.43 | +0.45% |
繊維 | 453.45 | +0.43% |
陸運 | 955.72 | +0.36% |
不動産 | 785.21 | +0.36% |
建設 | 458.4 | +0.28% |
非鉄金属 | 786.05 | +0.25% |
パルプ・紙 | 360.47 | +0.20% |
小売 | 532.16 | +0.16% |
鉱業 | 419.34 | +0.14% |
化学 | 827.3 | +0.13% |
ゴム | 1481.02 | +0.04% |
石油・石炭 | 1016.17 | -0.10% |
金属製品 | 815.4 | -0.10% |
サービス | 732.52 | -0.25% |
医薬 | 1293.77 | -0.38% |
倉庫・運輸 | 1021.86 | -0.39% |
その他金融 | 259.69 | -0.69% |
機械 | 974.56 | -0.72% |
水産・農林 | 240.09 | -0.76% |
輸送用機器 | 1673.81 | -0.94% |
精密機器 | 2603.11 | -1.13% |
保険 | 505.39 | -1.16% |
海運 | 404.37 | -1.24% |
鉄鋼 | 543.47 | -1.30% |
ガラス・土石 | 782.59 | -1.30% |
銀行 | 112.49 | -1.33% |
電気機器 | 1238.77 | -1.45% |
食料 | 764.08 | -1.45% |
電気・ガス | 395.98 | -1.82% |
その他製品 | 1103.05 | -2.01% |
証券 | 208.08 | -2.24% |
新興市場概況
7月19日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.13%安と反落、東証マザーズ指数は0.61%高と3日ぶり反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は7782万株、売買代金は488億円。値上がり384銘柄、値下がり474銘柄。新高値25銘柄、新安値5銘柄だった。新興市場指数 | ||
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日経JQ平均 | 1282.97 | -0.13% |
JQ指数 | 52.53 | +0.19% |
マザーズ指数 | 483.90 | +0.61% |
新興2市場合計 | ||
出来高 | 7782万株 | |
売買代金 | 488億円 | |
値上がり | 384銘柄 | |
値下がり | 474銘柄 | |
新高値 | 25銘柄 | |
新安値 | 5銘柄 |