2011年7月20日の日本株市況｜日経平均116円高と反発、新高値銘柄数が震災後最多

全体概況

2011年7月20日の日経平均株価は前日比116円18銭高の1万5円90銭、TOPIXは前日比6.91ポイント高の860.66ポイントとともに反発した。東証1部の出来高は15億3902万株、売買代金は9833億円。値上がり947銘柄、値下がり547銘柄、25日騰落レシオは126.81％。新高値は72銘柄、新安値は1銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり26業種、値下がり7業種だった。

メモ

19日NY市場が大幅高となり、東京市場も大幅反発し、11日以来約1週間ぶりに1万円を回復。売買代金は1兆円を割り込んだ。東証1部の新高値銘柄数は72となり、3月11日の東日本大震災後では最多。規模別指数の上昇度合いは大型株＞中型株＞小型株の順。

業種別指数は電気・ガスがトップ。東京電力（9501）が大きく上昇したことが寄与。東電は5月11日以来2カ月ぶりに終値で500円台回復。

海外株高を受け、ファナック（6954）やオークマ（6103）といった工作機械株が新高値。

ブリヂストン（5108）、住友ゴム（5110）も高値。

MonotaRO（3064）は新値を取ったが長めの上ヒゲ。

為替は1ドル＝78円後半、1ユーロ＝112円前半で推移。ユーロ・ドルは1ユーロ＝1.42ドル前後。

新興市場概況

7月20日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.32％高と反発、東証マザーズ指数は0.43％安と反落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は6582万株、売買代金は444億円。値上がり528銘柄、値下がり337銘柄。新高値17銘柄、新安値1銘柄だった。