2011年7月21日の日本株市況|日経平均4円高と続伸

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全体概況

2011年7月21日の日経平均株価は前日比4円49銭高の1万10円39銭と続伸、TOPIXは前日比0.55ポイント安の860.11ポイントと反落した。東証1部の出来高は17億9700万株、売買代金は1兆1245億円。値上がり487銘柄、値下がり996銘柄、25日騰落レシオは122.37%。新高値は41銘柄、新安値は1銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり12業種、値下がり21業種だった。

日経平均  
始値10019.94+14.04
高値10026.18+20.28
安値9974.00-31.90
終値10010.39+4.49
TOPIX
始値862.07+1.41
高値862.31+1.65
安値858.13-2.53
終値860.11-0.55
各種指標
出来高17億9700万株
売買代金1兆1245億円
値上がり487銘柄
値下がり996銘柄
新高値41銘柄
新安値1銘柄
騰落レシオ122.37

メモ

日経平均はほぼ変わらず。ただ、大型株指数が0.01%上昇とほぼ変わらずだったのに対し、中型株指数は-0.13%、小型株指数は-0.36%の下落と前日までの傾向に変化が出ている。値上がり487銘柄に対し値下がりは996銘柄と、この2カ月ほど続いた小型株の好調に陰りが見え始めている。年初来高値更新銘柄も上流の製造業が増えてきた印象。そろそろ小型内需株から大型輸出株に物色の中心が移り初めているのかもしれない。

漁業関連株が上昇。セシウム汚染牛問題の広がりを受け、代替需要が期待されているもよう。東都水産(8038)は一時10%超の上昇。ニチモウ(8091)、マルハニチロホールディングス(1334)なども上昇。東都水産やニチモウは仕手っぽさが漂い好きな人は好きな株だろう。日本水産(1332)は10円の安定配当を継続しており、現時点の配当利回りは3.6%ある。中長期的に見て魅力的な株で、ゆっくり仕込みたい銘柄。変な材料で無闇に上がってほしくない。

為替はドル・円が1ドル=78円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.42ドル前半。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株842.54+0.01%
中型株949.5-0.13%
小型株1381.1-0.36%
セクター別騰落率
業種指数前日比
水産・農林245.05+2.13%
電気・ガス412.54+1.71%
石油・石炭1035.47+0.92%
その他製品1110.5+0.75%
銀行114.51+0.59%
その他金融264.25+0.59%
非鉄金属791.26+0.39%
空運245.74+0.34%
証券211.48+0.26%
卸売867.61+0.25%
サービス737.74+0.05%
保険514.46+0.03%
情報・通信1400.58-0.03%
建設460.29-0.05%
医薬1295.75-0.13%
鉱業425.66-0.19%
輸送用機器1681.5-0.22%
繊維453.55-0.22%
化学825.94-0.29%
機械981.53-0.30%
小売531.44-0.30%
海運405.64-0.36%
電気機器1250.06-0.38%
ガラス・土石786.1-0.40%
陸運951.65-0.40%
鉄鋼541.84-0.43%
食料761.78-0.45%
ゴム1492.97-0.57%
倉庫・運輸1014.21-0.62%
精密機器2634.47-0.65%
金属製品809.1-0.70%
不動産786.11-0.73%
パルプ・紙354.2-1.72%

新興市場概況

7月21日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.15%安と反落、東証マザーズ指数は0.11%安と続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は6555万株、売買代金は422億円。値上がり374銘柄、値下がり478銘柄。新高値16銘柄、新安値4銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1285.18-0.15%
JQ指数53.08+0.80%
マザーズ指数481.26-0.11%
新興2市場合計
出来高6555万株
売買代金422億円
値上がり374銘柄
値下がり478銘柄
新高値16銘柄
新安値4銘柄
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