2011年7月22日の日本株市況|日経平均121円高と3日続伸

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全体概況

2011年7月22日の日経平均株価は前日比121円72銭高の1万132円11銭と3日続伸、TOPIXは前日比8.70ポイント高の868.81ポイントと反発した。東証1部の出来高は17億7570万株、売買代金は1兆1681億円。値上がり1113銘柄、値下がり379銘柄、25日騰落レシオは135.13%。新高値は57銘柄、新安値は1銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり31業種、値下がり2業種だった。

日経平均  
始値10096.89+86.50
高値10149.18+138.79
安値10076.53+66.14
終値10132.11+121.72
TOPIX
始値866.95+6.84
高値870.71+10.60
安値864.83+4.72
終値868.81+8.70
各種指標
出来高17億7570万株
売買代金1兆1681億円
値上がり1113銘柄
値下がり379銘柄
新高値57銘柄
新安値1銘柄
騰落レシオ135.13

メモ

物色対象が変わり始めている感。業種別値上がり率上位は金融が占める。昨日に引き続き大型株が中型、小型を上回る。

新値追いの続いていたゲンキー(2772)が取引開始と同時に2011年6月期の業績予想を上方修正。1株利益予想は224円から263円に増額。株価は材料出尽くしで大幅反落。25日移動平均線あたりまで押しそう。この後の展開だが、決算発表で控え目業績予想を発表して下落もしくは横ばい、月次売上の好調が続くなら再度上昇か。ゲンキーは長らく好調が続いていたが、4月以降の既存店売上伸び率に陰りが見えている。2012年6月期計画と7月の業績次第ではしばらくお休みかもしれない。

全日空(9202)がかねてから参入を発表していた格安航空で、マレーシアのエアアジアと合弁会社を設立し、成田を拠点に2012年8月から運航を開始すると公表。出資比率は全日空67%、エアアジア33%。東京新聞の報道ではエアアジアCEOは東京大阪間30ドルなどとコメントしたようだ。実際には30ドルの実現は難しいだろうが、思い切った値段を設定する可能性はありそうだ。正直、全日空にたいしたことはできないだろうとなめていたので驚かされた。実際には、格安航空が成功したところで全日空にメリットはない。利益が減るだけだ。影響があるのは好調が続くスカイマーク(9204)だろう。スカイマークの今日の株価は2.63%安だった。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株852.35+1.16%
中型株957.16+0.81%
小型株1390.07+0.65%
セクター別騰落率
業種指数前日比
証券217.39+2.79%
保険528.05+2.64%
銀行117.18+2.33%
その他金融269.83+2.11%
精密機器2684.67+1.91%
不動産800.58+1.84%
建設467.95+1.66%
ガラス・土石796.53+1.33%
機械993.9+1.26%
倉庫・運輸1026.85+1.25%
鉄鋼548.13+1.16%
電気機器1264.24+1.13%
石油・石炭1047.21+1.13%
輸送用機器1699.62+1.08%
ゴム1507.64+0.98%
海運409.59+0.97%
卸売875.71+0.93%
鉱業429.61+0.93%
水産・農林247.07+0.82%
食料767.78+0.79%
金属製品814.81+0.71%
陸運958.01+0.67%
小売534.77+0.63%
その他製品1117.22+0.61%
サービス742.26+0.61%
繊維456.13+0.57%
非鉄金属795.28+0.51%
化学829.66+0.45%
医薬1298.98+0.25%
情報・通信1401.07+0.03%
空運245.77+0.01%
パルプ・紙353.6-0.17%
電気・ガス406.16-1.55%

新興市場概況

7月22日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.18%高と反発、東証マザーズ指数は0.61%安と3日続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は4439万株、売買代金は449億円。値上がり444銘柄、値下がり426銘柄。新高値11銘柄、新安値4銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1287.46+0.18%
JQ指数53.35+0.51%
マザーズ指数478.31-0.61%
新興2市場合計
出来高4439万株
売買代金449億円
値上がり444銘柄
値下がり426銘柄
新高値11銘柄
新安値4銘柄
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