2011年7月26日の日本株市況|日経平均47円高と反発、為替1ドル=77円台突入

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全体概況

2011年7月26日の日経平均株価は前日比47円71銭高の1万97円72銭、TOPIXは前日比4.29ポイント高の866.20ポイントとともに反発した。東証1部の出来高は16億4113万株、売買代金は1兆830億円。値上がり939銘柄、値下がり543銘柄、25日騰落レシオは137.92%。新高値は34銘柄、新安値は2銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり24業種、値下がり9業種だった。

日経平均  
始値10078.48+28.47
高値10130.25+80.24
安値10043.99-6.02
終値10097.72+47.71
TOPIX
始値863.67+1.76
高値869.84+7.93
安値861.95+0.04
終値866.20+4.29
各種指標
出来高16億4113万株
売買代金1兆830億円
値上がり939銘柄
値下がり543銘柄
新高値34銘柄
新安値2銘柄
騰落レシオ137.92

メモ

米財政赤字問題をめぐる緊張続く。オバマ政権と共和党の溝は25日も埋まらず。

ドル・円は午前11時すぎに1ドル=77円90銭までドルが下落し、東日本大震災直後の3月17日以来の77円台に突入。その直後に、1ドル=78円90銭まで急反発した。その後は再びドル売りが進み、1ドル=78円を挟んだもみ合いが続いている。野田佳彦財務相は為替介入を示唆する発言を繰り返し行っているが、26日夕方時点では為替介入は行われていないもよう。そもそも協調介入を行える環境にないし、仮に単独介入を行っても無駄だろう。

外部環境は悪いが東京市場は堅調。大型株が小型・中型をアウトパフォーム。

新値を取った銘柄がそのまま新値追いに進む相場は継続。

Web関連がまた上昇を始めた感。26日の年初来高値更新銘柄はエムスリー(2413)、ディー・エヌ・エー(2432)、MonotaRO(3064)、クルーズ(2138)など。

ヤマタネ(9305)が新値。第一商品(8746)は急反発で終値での高値を更新。

蔵王産業(9986)も新値追い続く。東日本大震災後、清掃需要が増しているもよう。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株849.26+0.63%
中型株954.43+0.27%
小型株1391.08+0.35%
セクター別騰落率
業種指数前日比
卸売881.95+1.70%
鉄鋼555.04+1.50%
保険529.63+1.44%
非鉄金属800.99+1.26%
その他金融271.35+1.22%
ガラス・土石799.93+1.07%
陸運967.95+0.94%
食料772.29+0.84%
銀行116.35+0.83%
証券215.43+0.71%
情報・通信1400.48+0.68%
化学833.58+0.68%
精密機器2664.79+0.62%
水産・農林247.31+0.59%
サービス742.61+0.53%
鉱業432.19+0.48%
電気機器1260.88+0.45%
輸送用機器1686.11+0.40%
空運246.64+0.36%
建設468.45+0.35%
倉庫・運輸1026.46+0.23%
海運407.06+0.18%
パルプ・紙350.57+0.14%
機械981.45+0.01%
小売532.58-0.04%
繊維454.22-0.11%
金属製品808.99-0.19%
石油・石炭1040.35-0.20%
医薬1295.11-0.20%
不動産786.7-0.50%
ゴム1487.02-0.59%
電気・ガス397.81-0.80%
その他製品1092.19-0.94%

新興市場概況

7月26日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.28%安と3日ぶり反落、東証マザーズ指数は0.27%高と続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は3016万株、売買代金は394億円。値上がり402銘柄、値下がり437銘柄。新高値25銘柄、新安値3銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1289.79-0.28%
JQ指数52.66-1.24%
マザーズ指数483.32+0.27%
新興2市場合計
出来高3016万株
売買代金394億円
値上がり402銘柄
値下がり437銘柄
新高値25銘柄
新安値3銘柄
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