2011年8月23日の日本株市況｜日経平均104円高と5日ぶり反発

全体概況

2011年8月23日の日経平均株価は前日比104円88銭高の8733円01銭、TOPIXは前日比7.55ポイント高の750.39ポイントとともに5日ぶり反発した。東証1部の出来高は20億9052万株、売買代金は1兆4137億円。値上がり1295銘柄、値下がり280銘柄、25日騰落レシオは67.54％。新高値は14銘柄、新安値は90銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり28業種、値下がり5業種だった。

メモ

スタンダード・アンド・プアーズのデブン・シャーマ社長が退任とのこと。S&Pの親会社マグロウヒルが決めた。マグロウヒルのプレスリリースはこれ。日本時間23日19時時点では、S&Pからは社長交代のプレスリリースは出ていない。後任はシティバンクCOOのダグラス・ピーターソン。7月末に米国信用格付けを引き下げて1カ月たたずに退任決定で、圧力があったとしか思えない。

日経平均は119円高、TOPIXは7.55ポイント高。値上がり銘柄数は1200を超え、騰落レシオは50ポイント台には突入せず。為替はドル・円が1ドル＝76円後半。ユーロ・円は1ユーロ＝111円前後。ユーロ・ドルは1ユーロ＝1.4360～1.449ドル。

新安値は90銘柄と依然高水準。ソフトバンク、日本郵船、商船三井、川崎汽船、オリックス、三菱商事、ホンダ、日産自動車、デンソー、ソニー、シャープ、ヤフー、富士フイルムホールディングス、JFEホールディングス、コマツ、クボタ…。どうしようもないですな。

ゲンキー（2772）が11.66％の大幅安。株主優待廃止発表で出来高を伴って下落。優待廃止は結構なことだが発表のタイミングが最悪。

新興市場概況

8月23日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.05％安と4日続落、東証マザーズ指数は0.86％高と4日ぶり反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は2573万株、売買代金は316億円。値上がり419銘柄、値下がり390銘柄。新高値2銘柄、新安値7銘柄だった。