2011年9月1日の日本株市況|日経平均105円高と6日続伸、約2週間ぶり9000円台回復

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全体概況

2011年9月1日の日経平均株価は前日比105円60銭高の9060円80銭、TOPIXは前日比7.68ポイント高の778.28ポイントとともに6日続伸した。東証1部の出来高は17億507万株、売買代金は1兆1628億円。値上がり1015銘柄、値下がり504銘柄、25日騰落レシオは87.12%。新高値は24銘柄、新安値は2銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり28業種、値下がり5業種だった。

日経平均  
始値9017.01+61.81
高値9098.15+142.95
安値8998.01+42.81
終値9060.80+105.60
TOPIX
始値776.04+5.44
高値780.99+10.39
安値774.52+3.92
終値778.28+7.68
各種指標
出来高17億507万株
売買代金1兆1628億円
値上がり1015銘柄
値下がり504銘柄
新高値24銘柄
新安値2銘柄
騰落レシオ87.12

メモ

為替はドル・円が1ドル=77円台。かすかにドル買いの方向性。ユーロ・円は110円前後と高いまま。各国通貨に対し上昇を続けていたスイスフランが8月10日前後を境に下落に転じており、雰囲気が変わった感じ。

日経平均は8月18日以来の9000円台回復。規模別では大型株+1.26%に対し中型株+0.67%、小型株+0.38%と大型株が買われた。

新高値はジェイアイエヌ、インターネットイニシアティブ、エーザイ、アサヒホールディングス、ゼンショー、タムロン、スカパーJSATホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングス、コナミなど。

トヨタ自動車は年初来安値更新のあと陽転。出来高も急増している。2750円前後はリーマン・ショック後の安値の節。もっと大きく見ると、2500~3000円の価格帯は1998年以降、ずっと下値の節として機能していた重要なライン。ここをそう簡単に抜けるとは思わないが、現在は中国政府から難癖をつけられている。米国でも少し前にでっち上げで叩かれるだけ叩かれたことは記憶に新しい。米中政府のガス抜き対象にされていることを思うと、トヨタが直面している事態の難しさにため息がでる。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株749+1.26%
中型株876.91+0.67%
小型株1313.79+0.38%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉄鋼486.12+2.56%
輸送用機器1408.61+1.95%
食料761.57+1.80%
不動産702.45+1.75%
非鉄金属688.68+1.69%
機械845.05+1.67%
その他金融247.97+1.59%
空運232.67+1.55%
証券185.47+1.54%
保険451.11+1.52%
ガラス・土石674.89+1.41%
電気機器1092.45+1.36%
化学748.38+1.31%
ゴム1329.8+1.17%
倉庫・運輸945.52+1.14%
鉱業368.51+1.11%
精密機器2363.86+1.03%
海運321.83+0.87%
情報・通信1309.79+0.80%
卸売789.51+0.80%
銀行105.06+0.49%
その他製品1021.15+0.46%
小売502.62+0.37%
建設442.16+0.33%
金属製品749.93+0.28%
繊維422.21+0.25%
陸運946.01+0.21%
水産・農林243.75+0.03%
医薬1242.31-0.14%
電気・ガス377.69-0.22%
サービス716.62-0.34%
石油・石炭882.32-0.45%
パルプ・紙363.21-1.68%

新興市場概況

9月1日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.40%高と6日続伸、東証マザーズ指数は0.39%安と続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は5416万株、売買代金は341億円。値上がり468銘柄、値下がり358銘柄。新高値6銘柄、新安値3銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1223.75+0.40%
JQ指数50.42-0.04%
マザーズ指数449.29-0.39%
新興2市場合計
出来高5416万株
売買代金341億円
値上がり468銘柄
値下がり358銘柄
新高値6銘柄
新安値3銘柄
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