2011年9月15日の日本株市況｜日経平均150円高と反発

全体概況

2011年9月15日の日経平均株価は前日比150円29銭高の8668円86銭、TOPIXは前日比10.07ポイント高の751.76ポイントとともに反発した。東証1部の出来高は16億8610万株、売買代金は1兆404億円。値上がり1316銘柄、値下がり248銘柄、25日騰落レシオは104.59％。新高値は21銘柄、新安値は17銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり30業種、値下がり3業種だった。

メモ

KDDI（9433）が新値。8月に大きく売られ200日線の下方に位置するソフトバンク（9984）、上場来安値圏で推移するNTTドコモ（9437）に対し、堅調な推移が目立つ。KDDIの現社長は80年代にシリコンバレーで起業しようとして果たせなかった人で、UQ WiMAXを成功させた功績でKDDI社長に上り詰めた。旧KDD出身のサラリーマン社長だが、雰囲気は現代的である。auからのiPhone発売は当然狙っているだろうし、Appleとそうした話をできる社長だ。チャートにはそういう密かな期待が現れているように見える。

新興市場概況

9月15日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.03％高と反発、東証マザーズ指数は0.48％高と反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は7677万株、売買代金は305億円。値上がり450銘柄、値下がり388銘柄。新高値9銘柄、新安値27銘柄だった。