[市況]2010年3月8日の東京株式市場|日経平均216円高、1月25日以来の1万500円台回復

公開
更新日
スポンサーリンク

東京株式市場概況

2010年3月8日の東京株式市場は日経平均株価が216円96銭高の1万585円92銭、TOPIXは16.5ポイント高の927.31ポイントと続伸。東証1部の出来高は18億9408万株、売買代金は1兆3508億円。騰落銘柄数は値上がり1225銘柄、値下がり313銘柄。25日騰落レシオは105.48%。新高値は49銘柄、新安値は3銘柄。

1日の流れ

前週末5日の米国株式市場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は122.06ドル高の1万566.20ドル。8日朝方の東京外国為替市場は1ドル=90円半ばで推移。 東京証券取引所は日経平均が169円16銭高の1万538円12銭で取引を開始。1月25日以来の1万500円台を寄り付きで回復。終日高値圏でもみ合った。

規模別・業種別動向

規模別株価指数は大型株が2.03%、中型株が1.6%、小型株が0.99%上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇、2業種が下落。値上がり率1位は精密機器で3.47%上昇。続いて輸送用機器が3.44%、機械が2.74%上昇。値下がり率1位は空運で0.37%下落。続いて電気・ガスが0.27%下落。

個別株動向

昨年来高値更新銘柄数が49と、1月15日の56銘柄以来の水準に増加。電通(4324・東1)、富士電機ホールディングス(6504・東1)、オムロン(6645・主力大証)、ソニー(6758・東1)、クラリオン(6796・東1)、堀場製作所(6856・東1)、シスメックス(6869・東1)、いすゞ自動車(7202・東1)、シチズンホールディングス(7762・東1)、ニフコ(7988・東1)、三井物産(8031・東1)、上新電機(8173・東1)、AOKIホールディングス(8214・東1)などが新高値。 前社長が辞任取り消しを求めている問題で、富士通(6702・東1)は相談役の野副州旦氏を解任。騒動を嫌気し株価は16円安の568円と反落。 くらコーポレーション(2695・東1)の第1四半期は営業利益が前年同期比2.2倍の15億円。株価は6100円高の28万6100円と続伸。 メガネトップ(7541・東1)が40円安の634円と反落。2010年3月期の業績予想を下方修正し嫌気された。 タカラレーベン(8897・東1)が43円安の516円と反落。既存株主に対する新株予約権の無償割当により最大約47億円を調達すると発表した。
スポンサーリンク
スポンサーリンク