[市況]8月5日の東京株式市場|日経平均122円安、利益確定売りに安値引け

公開
更新日
スポンサーリンク

全体概況

8月5日の日経平均株価は前日比122円48銭安の1万252円53銭と反落。寄り付きは30円高と小高く始まり、昼休みをはさんで前日終値近辺でのもみ合いが続いたが、午後2時すぎから下げ幅を広げ安値引けとなった。前日に日経平均が年初来高値を更新、TOPIXは13日続伸となるなど過熱感が増しており、利益確定売りが出やすい状況だった。TOPIXは9.44ポイント安の949.58ポイントとなり、14営業日ぶりに反落した。

日経平均  
始値10405.05+30.04
高値10406.10+31.09
安値10252.53-122.48
終値10252.53-122.48
TOPIX
始値961.61+2.59
高値962.79+3.77
安値949.34-9.68
終値949.58-9.44
出来高19億1614万株
売買代金1兆4215億円
東証2部2254.04-4.54
日経JQ平均1213.77-0.33
マザーズ指数458.05-3.34
ヘラクレス指数632.86+0.62
東証REIT指数994.34-22.81

個別株概況

前日引け後に今期業績予想を上方修正したトヨタ自動車(7203)は続落。前日に年初来高値を更新しており、材料出尽くしとなった。ホンダ(7267)、スズキ(7269)など他の自動車株も安い。

7月の国内ユニクロ事業の既存店売上高が前年同月比4.2%減となったファーストリテイリング(9983)は大きく売られ、3.47%安。日経平均マイナス寄与度1位となった。

業種別値下がり率で証券セクターが1位となり、野村ホールディングス(8604)、マネックスグループ(8698)などが大きく売られた。

ディフェンシブセクターが買われ、武田薬品工業(4502)、エーザイ(4523)など医薬品株、東京電力(9501)、関西電力(9503)など電力株に高いものが目立った。JR東海(9022)、東京急行電鉄(9005)など陸運株も堅調。日本ハム(2282)、味の素(2802)など食品株も上昇した。

8月5日 セクター別騰落率
業種指数前日比
パルプ・紙424.47+2.23%
空運388.97+1.24%
医薬1413.65+0.99%
水産・農林266.74+0.76%
陸運1136.90+0.71%
電気・ガス694.00+0.68%
情報・通信1331.27+0.24%
鉱業510.54+0.17%
食料808.89+0.17%
サービス708.21+0.14%
倉庫・運輸1139.15-0.04%
保険684.51-0.57%
金属製品776.15-0.60%
卸売803.61-0.64%
石油・石炭954.22-0.79%
その他金融258.75-0.86%
化学814.18-0.98%
海運571.10-0.99%
小売527.57-1.09%
建設457.73-1.16%
銀行172.15-1.17%
不動産875.72-1.20%
その他製品1615.15-1.35%
鉄鋼738.93-1.63%
ガラス・土石788.67-1.74%
繊維438.69-1.82%
機械850.71-1.84%
電気機器1258.77-1.92%
輸送用機器1711.50-2.02%
精密機械2780.42-2.23%
ゴム1304.66-2.26%
非鉄金属790.37-2.28%
証券403.13-2.82%
スポンサーリンク
スポンサーリンク