[市況]9月14日の新興市場|日経JQ平均小幅高、東証1部と切り離された展開

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全体概況

9月14日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.03%高、東証マザーズ指数は0.32%安、大証ヘラクレス指数は1.36%安となった。好業績予想発表のフルスピード(2159)や業績予想増額のバリューコマース(2491)、上場2日目のSHO-BI(7819)がストップ高となるなど個別株への活発な物色が続いており、大幅続落となった東証1部に対し新興市場の下落は限定的なものとなっている。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は4135万株、売買代金は333億円。値上がり330銘柄、値下がり503銘柄。新高値32銘柄、新安値5銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1251.02+0.03%
JQ指数50.29-0.06%
マザーズ指数461.72-0.32%
ヘラクレス指数631.80-1.36%
新興3市場合計
出来高4135万株
売買代金333億円
値上がり330銘柄
値下がり503銘柄
新高値32銘柄
新安値5銘柄

個別株概況

Webサービス2社が相次いでストップ高となった。リスティング広告主力のフルスピード(2159)は9月11日引け後に2010年7月期の業績予想を発表、好業績見通しが好感された。アフィリエイト広告のバリューコマース(2491)は2009年12月期の業績予想を上方修正し買いが殺到した。

9月11日に上場した2社は2日目も明暗が分かれる展開が続いた。上場初日に公開価格割れとなったシーボン(4926)は続落。これに対し初日、公開価格を89%上回る初値となったSHO-BI(7819)はストップ高。100円高の922円となり、公開価格380円からの上昇率は142.6%に達している。

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