[市況]9月9日の新興市場|マザーズ指数は75日線で反発

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全体概況

9月9日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.03%高、東証マザーズ指数は1.65%高、大証ヘラクレス指数は0.23%安となった。マザーズ指数は前日に一時割り込んだ75日移動平均線上で反発、5日移動平均線を6日ぶりに上回った。ただ、25日移動平均線が下向きに推移している状況に変わりはなく、8月13日につけた473.09ポイント以降続く調整トレンドに変化の兆しは現時点ではみられない。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は6411万株、売買代金は334億円。値上がり401銘柄、値下がり388銘柄。新高値24銘柄、新安値4銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1243.18+0.03%
JQ指数49.63+0.14%
マザーズ指数447.84+1.65%
ヘラクレス指数632.30-0.23%
新興3市場合計
出来高6411万株
売買代金334億円
値上がり401銘柄
値下がり388銘柄
新高値24銘柄
新安値4銘柄

個別株概況

寄り付き前午前8時54分に2009年7月期の業績予想を下方修正したコンテンツ制作のTYO(4358)が買われた。営業利益予想の増額と最終赤字幅縮小が好感された。

テクノアルファ(3089)が前場終了後に日産自動車(7201)からワイヤボンダー5台を受注したと発表、好感された。後場はカイ気配から始まり、終値は13.26%高の26万500円。一時26万8000円まで買われ、7月28日につけた年初来高値を更新した。ワイヤボンダーは日産自動車が2010年春発売予定の電気自動車に搭載するパワー半導体組み立て用途に使用予定。テクノアルファでは電気自動車生産の増加にあわせた継続受注への足がかりになるとしている。

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