アイスランド火山噴火|航空業界・旅行業界と株価への影響まとめ
スポンサーリンク航空業界・旅行業界への影響
4月14日、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河で火山が噴火した。AFPによると、エイヤフィヤトラヨークトル氷河付近での噴火は1823年以来だという。 影響は広範囲に及んでいる。欧州では火山灰の影響で各国の空港が閉鎖され、物流が大混乱に陥った。 4月10日に搭乗した飛行機がロシアで墜落して死亡し、18日に予定されたポーランドのレフ・カチンスキ大統領の国葬には当初、世界各国の首脳が参列する予定だったが、航空網混乱の影響で参列を断念する首脳が相次いだ。 AFPによると、飛行禁止措置で被った経済的損失は4日間で15億ドル(約1400億円)に上るという。ブリティッシュ・エアウェイズの1日あたりの損失は約2500万ポンド(約35億円)。豪カンタス航空は1日あたり約150万豪ドル(約1億2700万円)の損害。 航空便が輸送に利用される花卉産業も打撃を受けている。欧州が輸入する花の約3分の1を占める一大産地ケニアでは、ナイロビからの空港便が欠航し、1日推定200万ドル(約1億8500万円)の損害が生じているという。 日本では全日本空輸(9202)が15日から19日までの欧州便全便を欠航し6億円の損失。





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