[市況]1月15日の東京株式市場|日経平均74円高、連日の高値更新

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東京株式市場概況

1月15日の東京株式市場は、日経平均株価が74円42銭高の1万982円10銭、TOPIXが7.39ポイント高の966.40ポイントと、ともに続伸。東証1部の出来高は31億227万株、売買代金は1兆8373億円。騰落銘柄数は値上がり795銘柄、値下がり720銘柄。25日騰落レシオは114.97%。新高値は56銘柄、新安値は1銘柄。

1日の流れ

1月14日の米国株式市場は続伸。1月15日の東京外国為替市場は1ドル=90円90銭から91円30銭で推移。東京証券取引所は日経平均が9円73銭高の1万917円41銭で取引を開始。ほどなくプラス圏に浮上したものの、前場の取引は18円36銭安の1万889円32銭で終了。後場も前日終値近辺でのもみ合いとなったものの、午後2時すぎから買いが優勢となり高値引け。昨年来高値を更新した。

規模別・業種別動向

規模別株価指数は大型株が1.01%、中型株が0.46%、小型株が0.12%上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、19業種が上昇、14業種が下落。値上がり率1位は銀行で3.22%上昇。続いて小売が1.62%、不動産が1.61%上昇。 値下がり率1位は空運で1.33%下落。続いて鉄鋼が1.31%、石油・石炭が0.91%下落。

個別株動向

トヨタ自動車(7203・東1)が新高値。65円高の4200円と高値引けし、昨年8月10日に付けた昨年来高値4190円を5カ月ぶりに更新した。ホンダ(7267・東1)は2日ぶり新高値。 総合商社株が一斉に買われた。住友商事(8053・東1)は一時50円高の1113円まで買われ、昨年6月15日に付けた昨年来高値1108円を半年ぶりに更新。三菱商事(8058・東1)、三井物産(8031・東1)、伊藤忠商事(8001・東1)、丸紅(8002・東1)も新高値となった。 銀行株が高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306・東1)、三井住友フィナンシャルグループ(8316・東1)、みずほフィナンシャルグループ(8411・東1)がそろって上昇。りそなホールディングス(8308・東1)、中央三井トラスト・ホールディングス(8309・東1)なども買われた。 ドトール・日レスホールディングス(3087・東1)が2010年2月期の業績予想を下方修正。一時33円安の1154円まで売られ、2009年3月17日に付けた昨年来安値1176円、2008年10月10日につけたドトールと日本レストランシステム合併後の最安値1160円を下回った。 レナウン(3606・東1)の2010年2月期の第3四半期は売上高が前年同期比18.2%減の1000億円と大幅減収。営業損益は22億8500万の黒字となり、前年同期の19億8400万円の赤字から黒字に転換。最終損益は39億2000万円の赤字。アクアスキュータムロンドン株式売却による特別損失38億7600万円を計上したことが響いた。15日終値は12円高の173円。 東京スタイル(8112・東1)が2010年2月期の業績予想を下方修正。営業利益を31億円から5億円に、純利益を33億3000万円から10億円に減額した。15日は小幅安。 松屋(8237・東1)が第3四半期決算を発表。営業赤字7億5600万円、最終赤字27億4700万円。株価は変わらず。 東宝(9602・東1)の第3四半期は売上高1536億円(前年同期比5.4%減)、営業利益159億1800万円(同17.3%減)、純利益75億8400万円(同85.4%増)。株価は小動き。
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