［市況］2月22日の東京株式市場｜日経平均276円高、前週末大幅安の反動高、25日線回復
スポンサーリンク東京株式市場概況
2010年2月22日の東京株式市場は日経平均株価が276円89銭高の1万400円47銭、TOPIXは20.67ポイント高の909.75ポイントと反発。東証1部の出来高は16億550万株、売買代金は1兆2288億円。騰落銘柄数は値上がり1533銘柄、値下がり102銘柄。25日騰落レシオは75.67％。新高値は23銘柄、新安値は4銘柄。1日の流れ
前週末2月19日の米国株式市場はダウ工業株30種平均が9.45ドル高の1万402.35ドルと小幅続伸。2月22日の東京外国為替市場は1ドル＝91円60銭から80銭で推移。 東京証券取引所は日経平均が178円49銭高の1万302円7銭で取引を開始。 前週2月18日夕方、米連邦準備制度理事会（FRB）が公定歩合を0.50％から0.75％に引き上げ、前週末19日の東京市場は日経平均が212円安と急落。ただ、公定歩合引き上げ後最初の取引となる19日米国株式市場はダウ工業株30種平均が9.45ドル高と堅調推移。19日の東京市場は下げ過ぎたとの見方から、22日は大幅反発の動きとなった。 日経平均は前場、一時326円17銭高の1万449円75銭まで上昇した。後場は1万350円から400円でのもみ合い。終値は1万400円47銭となり、22日時点で1万322円69銭に位置する25日移動平均線を1月22日以来1カ月ぶりに上回った。規模別・業種別動向
規模別株価指数は大型株が2.49％、中型株が2.13％、小型株が1.82％上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種が上昇。値上がり率1位は保険で3.95％上昇。続いてゴムが3.88％、不動産が3.64％上昇。個別株動向
ブリヂストン（5108・東１）が56円高の1516円と反発。19日午後3時、2010年12月期の業績予想が公表され、営業24%増益計画が好感された。 コロワイド（7616・東１）が公募増資を発表。新株1400万株を発行し約85億円を調達、発行済株式数は26.1%増加する。1株利益（EPS）の希薄化が嫌気され、株価は60円安の551円と急落。 DIC（4631・東１）が3円高の187円と続伸。一時7円高の191円まで買われ、2009年1月5日に付けた昨年来高値189円を1年1カ月ぶりに更新した。なとり（2922・東１）は2009年3月25日以来、日本パーカライジング（4095・東１）は2009年8月10日以来、上新電機（8173・東１）は2009年8月14日以来の高値。
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