[市況]2010年3月15日の東京株式市場|SQ値一時上回る、小型株主導

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東京株式市場概況

2010年3月15日の東京株式市場は日経平均株価が72銭高の1万751円98銭、TOPIXは2.53ポイント高の938.91ポイントと3日続伸。東証1部の出来高は19億1253万株、売買代金は1兆1402億円。騰落銘柄数は値上がり933銘柄、値下がり573銘柄。25日騰落レシオは115.04%。新高値は57銘柄、新安値は2銘柄。

1日の流れ

前週末3月12日の米国株式市場は小動き。ダウ工業株30種平均は12.85ドル高の1万624.69ドル。3月15日の東京外国為替市場は1ドル=90円60銭から80銭で推移。 東京証券取引所は日経平均が50円85銭高の1万802円11銭で取引を開始。直後に1万808円84銭まで上昇し、2010年3月物の特別清算指数(SQ値)1万808円73銭をわずかに上回った。その後はマイナスに転じ、前場は18円53銭安の1万732円73銭で終了。後場も小安い水準でもみ合いが続いたが、大引けで前日終値を上回った。 規模別株価指数は大型株が0.23%、中型株が0.27%、小型株が0.52%上昇。指数は小動きだったが値上がり銘柄数は933と、小型株買いが鮮明だった。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇、11業種が下落。値上がり率1位は海運で2.39%上昇。続いて証券が2.38%、空運が1.84%上昇。値下がり率1位はその他製品で0.92%下落。続いて食料が0.68%、化学が0.49%下落。

個別株動向

新値。マネックスグループ(8698・東1)が一時1700円高の4万7900円まで買われ2009年6月15日に付けた昨年来高値4万7500円を更新。オハラ(5218・東1)は約3カ月ぶり、栗本鉄工所(5602・東1)は約8カ月ぶり、コーセル(6905・東1)は約6カ月ぶり、新日本無線(6911・東1)は約10カ月ぶり、ショーワ(7274・東1)は約6カ月ぶり高値。 クラレ(3405・東1)、DIC(4631・東1)、東洋インキ製造(4634・東1)、リゾートトラスト(4681・東1)、旭硝子(5201・東1)、日立ツール(5963・東1)、住友重機械工業(6302・東1)、荏原製作所(6361・東1)、日本電産(6594・主力大証)、スミダコーポレーション(6817・東1)、堀場製作所(6856・東1)、いすゞ自動車(7202・東1)、ニコン(7731・東1)、キヤノン(7751・東1)、上新電機(8173・東1)、極東証券(8706・東1)、ヤマダ電機(9831・東1)は新値追い。 スマートグリッド関連買い。3月13日付日本経済新聞で中国政府がスマートグリッド活用した電力供給体制整備に4兆元(約50兆円)投じると報道大崎電気工業(6644・東1)が22円高の861円、東光電気(6921・東1)が22円高の653円、高岳製作所(6621・東1)が12円高の307円。
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