2011年3月16日の日本株市況｜日経平均488円高と5日ぶり反発、東電は1000円割れ

全体概況

2011年3月16日の日経平均株価は前日比488円57銭高の9093円72銭、TOPIXは前日比50.90ポイント高の817.63ポイントとともに5日ぶり反発した。東証1部の出来高は49億537万株、売買代金は3兆1413億円。値上がり1541銘柄、値下がり121銘柄、25日騰落レシオは79.48％。新高値は8銘柄、新安値は99銘柄。東証業種別株価指数は全33業種が値上がりした。

雑感

福島原発のニュースに気の滅入る日々が続く。東京電力はきょうもストップ安で1000円を割り込んだ。同社が、事故が収束した後も企業として存続できるとは、もはや多くの投資家は信じていまい。

全体はリバウンドで9000円回復。個別株を見ると、猛烈なバーゲン価格のオンパレードである。だからと言って底を打ったとは言い切れないが。

新興市場概況

3月16日の新興市場は日経ジャスダック平均が3.88％高と8日ぶり反発、東証マザーズ指数は9.93％高と8日ぶり反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は7662万株、売買代金は727億円。値上がり141銘柄、値下がり236銘柄。新高値4銘柄、新安値234銘柄だった。