2011年3月29日の日本株市況｜日経平均19円安と続落、東京電力は時価総額1兆円割れ

全体概況

2011年3月29日の日経平均株価は前日比19円45銭安の9459円08銭と続落、TOPIXは前日比7.64ポイント安の850.21ポイントと3日ぶり反落した。東証1部の出来高は29億2170万株、売買代金は1兆7416億円。値上がり705銘柄、値下がり865銘柄、25日騰落レシオは86.48％。新高値は14銘柄、新安値は2銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり7業種、値下がり26業種だった。

雑感

原発の影響だけど、別に大したことなどないだろうとケロッとしている人と、四六時中禍々しいものに付きまとわれるような気になっておかしくなる人と、両極端だ。スピッツの草野マサムネが震災の影響で急性ストレス障害になり倒れたことがニュースになった。まったくの想像だけど、原発のニュースがなければ倒れていなかったと思う。被災地以外の場所で重度のストレスを訴えている人のほとんどがそうだと思う。そのくらい、放射能汚染は恐れられている。まあ、自分がそういう状態だからなんだけど。

東京電力はストップ安で566円まで下落。時価総額は1兆円を割り込み、9095億円まで低下。

新興市場概況

3月29日の新興市場は日経ジャスダック平均が1.33％安と4日続落、東証マザーズ指数は1.30％高と5日ぶり反発した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は3699万株、売買代金は338億円。値上がり446銘柄、値下がり458銘柄。新高値7銘柄、新安値2銘柄だった。