グーグルのグルーポン系サービス「Google offers」がサービス開始

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昨年から何度も報道されていたグーグルの割引チケット共同購入サービス、いわゆるグルーポン系サービスのグーグルオファーズが6月1日、ようやく公開された。現在取り扱っているのは米オレゴン州ポートランドのみ。Coming Soonの表記を見るかぎりでは、今後ニューヨーク、オークランド、サンフランシスコでの販売も開始されるようだ。現時点ではベータ版での運用となる。 Google offersのスクリーンキャプチャ 初日に販売されたのはFloyd’s Coffee Shopの70%割引クーポン。販売数は1708枚。2日目はビリヤード場の割引クーポンが売られている。 この事業が、単体でグーグルの収益を支えるほどの規模になることはないだろう。グーグルとしては、アンドロイド版おサイフケータイともいうべき「グーグルウォレット」と連携させることを考えているようだ。日本での展開については不明。 グルーポン事業では特に営業マンの存在が重要になる。それも自らの足で街を回って魅力あるサービスを見つけてくる営業マンだ。グーグルには最も欠けている要素で、しかもそうした人材がエンジニア至上主義の社内で重きをおかれることもない。グーグルオファーズが今後、どう展開するかは見ものだ。
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