クックパッドはスマフォ経由の有料会員が増えているらしい

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クックパッドが2012年3月期の第2四半期決算を発表したのですが、個人的におやっと思ったのがこれ。

クックパッド 2011年7月~10月の有料会員の月次純増数推移 iPhone IAP(In App Purchase)、ソフトバンク決済対応によるスマートフォンからの入会増の様子

スマフォ経由の課金ユーザーが増えているらしい。決算短信にはスマフォ対応について色々書かれていて、リストアップしたのが以下のもの。

  • 引き続きモバイルサービスの強化に取り組んでおり、急拡大を続けるスマートフォン市場を見越してスマートフォン向けサービスの開発に注力
  • 当社サービスは日常の生活動線上で利用されているため、日常生活の多様なシーンでインターネットの利用が可能なスマートフォンとの相性が非常に良く、スマートフォンからの利用者数が順調に増加
  • iPhoneアプリにつきましては、平成23年10月に300万ダウンロードを突破し、その後も安定してダウンロード数が増加
  • 平成23年1月に本格的に展開を始めたAndroid端末向けサービスについても、端末特性に合わせた利便性を考慮してサービス改善を続け、アプリのダウンロード数が150万ダウンロードを超えました
  • スマートフォンにおけるプレミアムサービスの課金方法につきましては、平成23年9月までに全てのキャリア決済に対応
  • 国内の書籍系以外のコンテンツで初めて、iPhoneのアプリ内課金システムであるIAP (In App Purchase)の継続課金型決済にも対応
  • 利用者数の増加に伴って、スマートフォンからのプレミアムサービス登録者数は順調に増加

スマフォが普及を始めてから利益が出なくなった会社というのが結構あるのですが、クックパッドはうまくいってるらしい。

まあスマフォになって儲からなくなった会社というのはガラケーに過度に最適化していた会社で、クックパッドはPC向けウェブサービスで出発した会社なのでスマフォ対応がうまく行ってるのは驚きではないのですが、スマフォ経由の課金ユーザー獲得が順調に進んでいるというのは、他の会社にとっても参考になる話なんじゃないかなと。

クックパッドの決算を伝えるニュースは海外への株式売り出しや利益が横ばいという点を大きく扱ったものが多かったですが、個人的にはこっちが興味深かった。

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