[市況]9月11日の東京株式市場|日経平均69円安、円高進行を嫌気

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全体概況

9月11日の日経平均株価は前日比69円34銭安の1万444円33銭と反落。株価指数先物・オプション9月物SQ(特別清算指数)は1万541円92銭となり、日経平均は1度もこの水準を上回らず取引を終えた。10日の米国株式市場が5日続伸となったことを好感、寄り付きは5円66銭高の1万519円33銭とわずかに上昇して始まった。ただ、午前9時以降ドル安・円高が進行、為替の動きにあわせ、日経平均も売られる展開となった。

東証1部の出来高は27億8877万株、売買代金は2兆1584億円。値上がり370銘柄、値下がり1218銘柄、25日騰落レシオは91.31%。新高値は85銘柄、新安値は8銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり5業種、値下がり28業種だった。

日経平均  
始値10519.33+5.66
高値10522.23+8.56
安値10407.97-105.70
終値10444.33-69.34
TOPIX
始値959.94+1.45
高値959.94+1.45
安値947.31-11.18
終値950.41-8.08
各種指標
出来高27億8877万株
売買代金2兆1584億円
値上がり370銘柄
値下がり1218銘柄
新高値85銘柄
新安値8銘柄
騰落レシオ91.31

個別株概況

為替がドル安・円高に振れ、輸出採算の悪化を嫌気された輸送用機器セクターが業種別値下がり率3位。トヨタ自動車(7203)が1.79%安、ホンダ(7267)は2.05%安と自動車株が売られた。デンソー(6902)が1.86%安、カルソニックカンセイ(7248)が2.89%安となるなど自動車部品株にも安いものが目立った。

東邦チタニウム(5727)が4.06%安。10日引け後に2010年3月期の業績予想を下方修正し、営業赤字転落見通しとなったことが嫌気された。

第三者割当による転換価格修正条項付転換社債(MSCB)発行を発表した長谷工コーポレーション(1808)が急落。株価は22.31%の下落となり、8月20日以降上回っていた100円を割り込んだ。

ファンコミュニケーションズ(2461)株1000株を売却、2010年3月期の純利益予想を2億円から3億5000万円に上方修正したインプレスホールディングス(9479)はストップ高。年初来高値を更新した。

セクター別騰落率
業種指数前日比
鉱業546.60 +1.62%
空運394.36 +0.91%
ガラス・土石802.30 +0.23%
その他製品1580.75 +0.22%
保険661.92 +0.09%
石油・石炭968.58 -0.14%
食料822.46 -0.15%
医薬1427.98 -0.21%
小売529.19 -0.44%
電気・ガス681.65 -0.46%
機械892.62 -0.52%
水産・農林264.77 -0.53%
電気機器1297.72 -0.64%
倉庫・運輸1119.96 -0.64%
卸売797.54 -0.67%
サービス719.15 -0.72%
化学856.76 -0.78%
銀行158.60 -0.93%
金属製品829.53 -1.05%
建設449.86 -1.07%
情報・通信1393.44 -1.08%
不動産944.58 -1.20%
その他金融250.59 -1.27%
海運560.89 -1.29%
精密機器2720.64 -1.30%
パルプ・紙431.82 -1.34%
証券391.89 -1.44%
繊維449.91 -1.45%
非鉄金属820.68 -1.49%
陸運1164.58 -1.51%
輸送用機器1660.13 -1.71%
ゴム1290.45 -1.78%
鉄鋼689.95 -1.97%
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