[市況]8月6日の東京株式市場|日経平均135円高、大型株主導で上げ幅広げる

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全体概況

8月6日の日経平均株価は前日比135円56銭高の1万388円09銭と反発した。寄り付きは13円48銭高と小高く始まったが、買い優勢に次第高となる展開。午後2時すぎには173円61銭高まで上げ幅を広げる場面があった。TOPIXの上昇率0.84%に対し日経平均は1.32%、中型株指数の上昇率0.46%、小型株0.32%に対し大型株は1.11%と、大型コア銘柄主導での上昇が鮮明だった。日経平均は前日の下げ122円を即座に取り戻し、割り込んでいた5日移動平均線を回復した。

日経平均  
始値10266.01+13.48
高値10426.14+173.61
安値10266.01+13.48
終値10388.09+135.56
TOPIX
始値950.90+1.32
高値959.88+10.30
安値950.90+1.32
終値957.51+7.93
出来高19億7180万株
売買代金1兆5031億円
東証2部2255.56+1.52
日経JQ平均1214.94+1.17
マザーズ指数458.49+0.44
ヘラクレス指数629.22-3.64
東証REIT指数999.69+5.35

トヨタ自動車(7203)が3.77%、ホンダ(7267)が3.67%の上昇となるなど自動車株が買われた。輸送用機器は業種別値上がり率1位。米国の自動車買い替え支援制度を利用して販売された新車販売で、トップ5のうち3車種がトヨタ車となった。トヨタ車以外ではホンダのシビックが3位となった。

訪米中のトヨタ自動車の豊田章男社長が、2012年までに米国で電気自動車を投入、2015年までに燃料電池車を商用生産する方針を明らかにし、関連株が買われた日本電工(5563)が5.66%高、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)は2.82%高。明電舎(6508)は5.48%高となった。

8月5日引け後に1-6月期決算を発表した旭硝子(5201)が3.64%高。8月10日に4-6月期決算発表を予定する日本板硝子(5202)にも買いが向かい、10.79%の大幅高となった。ガラス・土石セクターは業種別値上がり率2位。

5日引け後に今期業績予想を下方修正したニコン(7731)は急落。10.01%の下落となった。

セクター別騰落ランキング
業種指数前日比
輸送用機器1771.05+3.48%
ガラス・土石809.73+2.67%
非鉄金属810.78+2.58%
鉄鋼753.53+1.98%
電気機器1276.88+1.44%
ゴム1321.79+1.31%
化学823.15+1.10%
石油・石炭964.11+1.04%
不動産884.76+1.03%
卸売811.72+1.01%
情報・通信1344.25+0.98%
機械858.31+0.89%
その他金融260.59+0.71%
その他製品1625.90+0.67%
金属製品780.55+0.57%
食料813.46+0.56%
建設460.17+0.53%
保険687.90+0.50%
サービス709.26+0.15%
小売527.58+0.00%
医薬1413.43-0.02%
繊維438.43-0.06%
水産・農林266.30-0.16%
精密機械2772.40-0.29%
証券401.65-0.37%
銀行171.48-0.39%
鉱業507.70-0.56%
パルプ・紙421.66-0.66%
倉庫・運輸1131.39-0.68%
電気・ガス688.69-0.77%
陸運1127.33-0.84%
海運565.83-0.92%
空運385.34-0.93%
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