インヴィンシブル投資法人（8963）

公開

2010年4月20日（火）

更新日

2010年4月24日（土）

調べ物。 日足週足月足 インヴィンシブル投資法人（8963）は東京グロースリート投資法人とエルシーピー投資法人が合併し、2010年2月1日に誕生したREIT。首都圏で住居を中心に投資する。 運用はコンソナント・インベストメント・マネジメント。主要株主はLCP Group、極東証券、ゼクス、日神不動産、矢作建設工業、創建、穴吹興産、サンシティなど。いずれも中規模の証券会社とマンションデベロッパー、建設会社の寄り合い所帯となっている。 コンソナント社長の芝辻直基氏は第一勧銀を振り出しにドイツ証券、クレディ・リヨネとキャリアを進め、2001年8月に極東証券入社。同年12月ジャパン・リート・アドバイザーズの代表取締役に就任。ジャパン・リート・アドバイザーズは丸紅が51％、クレディ・スイスが44％、極東証券が5％を出資し、ユナイテッド・アーバン投資法人（8960）を運用している会社。 サンシティ（8910）は上場マンションデベロッパーでMSCBを2回発行した過去がある。ゼクス（8913）は不動産コンサルや介護施設運営、不動産投資などを行う。サンシティとゼクスは債務超過状態でともに2010年4月20日現在、継続企業の前提に疑義の注記がついている。 決算期は6月と12月。過去の分配金の推移は以下の通り。

2006年12月期	11924円
2007年6月期	11150円
2007年12月期	8934円
2008年6月期	9800円
2008年12月期	13641円
2009年6月期	6620円
2009年12月期	4928円

2010年からは年1回の分配に変更。2010年12月期の予想分配金は300円。当初の分配金予想は800円だったが、2月19日に予想を修正し、300円に減額された。前身の東京グロースリート投資法人は合併前に1対5株式分割を行っているため、前期までの基準に修正すると1500円に当たる。 ポートフォリオはこちら。2010年に入ってからの稼働率は92-94％で推移している。2008年は96％前後で稼働していたが、2009年に総じて低下した。

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