あみやき亭、ユッケ食中毒事件とセシウム牛の影響で業績予想を下方修正

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ユッケ食中毒事件とセシウム牛の影響は大きかったようで、焼き肉チェーンのあみやき亭(2753)が10月3日午前7時30分に、2012年3月期の連結業績予想の下方修正を発表した。

売上高を240億円から217億7300万円、営業利益を21億9400万円から12億900万円、純利益を11億7800万円から5億8700万円に引き下げ。予想1株利益は1万7200円9銭から8570円84銭への減額となる。前期実績は売上高223億4600万円、営業利益21億8900万円、純利益10億7100万円で、当初の増収増益予想から減収減益予想に転じた。続発したユッケ食中毒事件と、福島第一原子力発電所事故によるセシウム汚染牛の蔓延による焼肉業界への消費者不信を下方修正の理由としている。

3日の株価は下落となり、前場段階で18万8000円まで下落。9月26日につけた年初来安値を更新した。

同時に発表した第2四半期(2011年4月~9月)決算は売上高107億2800万円(前年同期比3.2%減)、営業利益6億300万円(同47.1%減)、純利益2億8000万円(同56.2%減)だった。

なお、9月30日が第2四半期決算の締め日の企業としては、10月3日午前7時30分の決算発表はアドヴァンと並んで最速。

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